こんにちは、ヤマセミとすずめです!
今回で300記事となりました✨
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yasai414.hateblo.jp
…だからといって特別なことはないのですが…😅
200記事の時を真似て、アフリカで過ごして良かったなぁと思ったことを、2つご紹介します!
★普段から野生動物や自然環境、エコライフなどについては書いていますので、今回はそれ以外でまとめました!
“自然体でいることの大切さを考えた”
これは私たちが出会った方々に限った話なのですが、なんというか、凄く自然体に感じました。
楽しい時は笑って、嫌な時はムッてして。
特に何もない時は無表情で(すみません、良い表現が浮かばず苦笑)…と、表情が様々。
なんだか素敵だなぁ、と思いました。
誰かを前にした時、ついつい作ってしまう愛想笑い。
初めてお会いする人や、友人や家族に対しても、癖のようにやってしまいます。
いつもニコニコしているのは悪いことではないと思うし、心からの笑顔は素晴らしいもの。
でも、人に合わせて作り続ける表情には、時々苦しくなります。
アフリカでの出会いは、そんな“人を意識しすぎた表情”の意味について、考える機会をくれました。
(もちろん、出会った方々が全く意識していない、無理していないという意味ではありませんよ!)
“差別について深く考える機会になった”
法によって人種隔離や差別が認められた、アパルトヘイト政策。
この政策で、古くからアフリカの地で暮らしてきた人々(いわゆるアフリカ系、黒人とされる人々)が、家族や大切な人と離れ離れになり、住居や財産を失い、あらゆる権利を奪われて過酷な生活を強いられました。
アジアから来た人々も対象になっていました
肌の色やルーツで人を判断する、この悲しい時代には、LGBTへの差別も白熱化しました
南アフリカ共和国の元大統領で活動家のネルソン・マンデラさんを始め、多くの人々の尽力により、アパルトヘイトは終わりを迎えました。
ただ、この政策が残した傷は、今も南アフリカの中に残り続けています。
南アフリカのお札にはマンデラさんが描かれています。
(反対側はアフリカの動物たちです)
私たちが旅をする中でも、様々な問題や苦しみを見てきました。
ズールー語やコサ語など、昔から使われている言語が公用語として認められている一方、英語が話せないと就職できない職場は、少なくありません。
アフリカ系の人の積極雇用によって居場所を失った人々が、他国に働きに出ているという話も聞きました。
アパルトヘイト時に生まれた貧困はさらに加速し、暴力や搾取の連鎖を生んでいます。
利用すると寄付に繋がる宿泊施設や
お店が各地にありました
私たちがお世話になった果樹園の地域は、アフリカ系の人々の学校しかなく、ヨーロッパにルーツを持つ人々の学校を作ることには許可が下りないのだそうです。
人種を見て態度を変えたり、サービスを提供しない、といったお店も。
バスに乗った時、スタッフの人たちから“いわゆるアジア人を馬鹿にするジェスチャー”をされました。ショックでした…💦
アパルトヘイト時やそれ以前から存在する問題と、政策廃止後に生まれた問題が、多くの生きづらさを作っています。
南アフリカにはアパルトヘイト政策を
学べる施設がいくつかあります
日本にも多くの差別が存在します。
政策や、日々の暮らしの中、他生物に対しても。
数十年もの間アパルトヘイトが続いたように、昔からの習わしのように存在する差別は、特に無くなりにくいのかもしれません。
文化や政策が、必ずしも正しいとは限りません。
かといって、新しく出来たもの、更新された政策に、間違いがないワケでもありません。
配慮の形によっては、結果として当事者が苦しむことにもなります。
だからこそ、日頃から色々なものにアンテナを張って、考えて、生きていきたいなと思っています。
それは、社会に対してだったり、自身の行動・言動だったり。
誰かの「助けて」「一緒に考えよう」の声には、耳を傾けていきたいし、一緒に考えたい。
アフリカで感じた様々な壁は、社会と自分自身に目を向け続けることの大切さを、今一度意識するきっかけとなりました。
自分らの世代がしたことやないから、関係のないことやから、と耳を塞ぐんやなくて、今を生きる自分らが考えて、未来に繋いでいきたいよな😌
おわりに
アフリカ旅は、自然や生きものたちについて学ぶだけでなく、私たちの生き方や社会の在り方を考える機会となりました。
今回のこと以外にも、たくさんの学びがあり、書ききれないのが本音。
またご紹介できたらなと思っています😊
これからも応援していただけますと嬉しいです♪
それでは!
★最後まで読んでいただきありがとうございます★
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