こんにちは!絶賛タスマニア生活中のすずめです!
こちらは徐々に冬へと向かっています。
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私すずめは、アトピー性皮膚炎(&アレルギー体質)でございます。
今回は、アトピー肌の海外生活はどんな感じなのか?書かせていただきます。
※皮膚疾患の写真が出てきます!苦手な方は気を付けてください💦
私の皮膚ステータス
先に、私のお肌事情について。
アトピーは幼少期から始まり、現在まで続いております。もはや幼馴染です。
上腕と背中周辺が特に荒れやすく、日焼け・乾燥は大敵!
…そこまでは慣れたモンなのですが、近年私を悩ませているのが、
脂漏性皮膚炎の襲来!!
4年ほど前、ハードワークの末に発症したものと思われます。。
「ひえ~何やこれ~💦」と苦しみながらも、なかなか病院に行けず…
結局、かなり悪化してから診ていただくこととなりました😢
(皮膚科の先生には、ここまで酷くなる前に来てほしかったと言われました苦笑)
当時は月に2日程しかお休みが無く…今思えば無理にでも行けばよかったです💦
後は、花粉症と結節性痒疹※が出来やすい体質といった具合です。
※虫に刺された部分が硬いしこりになり、痒みが長期間続く皮膚炎
オーストラリアの環境
オーストラリアは紫外線&乾燥の国。
皮膚がんの発症率が世界一高いことでも知られています。
また、春先(9月頃)から様々な花粉が飛び交い、春夏は花粉症との闘い。
私たちは12月からファームジョブを始めたのですが、屋外+山という事もあって、くしゃみ・鼻水が止まらない日も💦
因みにヤマセミさんは平気そうでした。流石や…✨
対策
皮膚炎が悪化しないかという心配から、なかなか海外に踏み出せずにいた私。
ワーホリを志してからは「オーストラリア_アトピー」「オーストラリア_紫外線」ばかり調べまくってました笑
そんな私が日本から準備していったものとしては、以下の3点です。
塗り薬と飲み薬
私は普段、皮膚科にて漢方の飲み薬とステロイド・非ステロイドの塗り薬、抗アレルギー剤、保湿剤を処方してもらっていました。
出来るだけ西洋医学には頼りたくないのですが…悩ましい所なのです😢
オーストラリアの税関の厳しさは世界でもトップクラス。
自国の動植物や環境の保護のため、生物由来の物に関しては、細かな取り決めがされています。
なので、植物由来の漢方は持ち込み禁止とのこと…泣く泣く置いていくコトに😭
(オーストラリアの生きものたちのために、致し方ないのです…!)
上記のように、持ち物の取り締まりが厳しいオーストラリアは、「入国カード」なるものの提出が必要。(2022年11月時点)
基本的には機内で配られます。
薬を持参した場合は、カード内の「薬の有無」にチェックしないといけません。
私が事前に得ていた情報では、入国カードは降機後に回収され、記入情報をもとに入国審査ゲートの振り分けがされる、とのこと。
荷物チェックの際に少しでも分かりやすいよう、薬を種類ごとにジップロックに分け、英語の説明書きを添えました。
※実際にはもっと大量に持ってきてます
病院で英文証明書を発行してもらうのが安心みたいですよ!
荷物チェックはランダムで行われるみたいで、緊張感MAXで並んでいた私。
But!!荷物チェックされず、スルー!!
あの緊張感はなんやったんや…😂
とりあえず、薬が没収されてしまう等のトラブルがなくて良かったです。
いつの間にか入国してたってくらい何にもなかったよな
思い出といえばスタッフさんに男の子に間違われたくらいやね笑
UVカット出来る服
渡豪前からファームで働くことが決まっていた私たち。
紫外線への恐怖から、古着屋さんで色々調達していくことに。
天然繊維ではコットンが紫外線対策に向いているとのことで、コットン100の長袖長ズボンを選択。
ツバが広めの帽子とフェイスガードも用意しました。
肌に合う日焼け止め
働き始めて、日差し(紫外線?)の強さ・痛さにびっくりでした!
長袖+長ズボン+帽子の完全装備でも日焼けしてしまうほど…!😱
日焼けは怖いけど、暑いから重ね着できないし…と悩み、長袖の下でも日焼け止めを塗ることに。
私は日焼け止めによってはかぶれるので、肌に合う(&環境に優しい)ものを日本から持参していました。
毎日使ってたのですぐに無くなってしまいましたが、流石のオーガニック大国オーストラリア。
肌にも環境にも優しい日焼け止めが多く、助かりました…✨
🌱店員さんオススメのオーストラリア産日焼け止め。↓↓
クルエルティフリー・リーフセーフのオーガニック処方で、私は荒れずに使えました!
半年ほど暮らしてみて
タスマニアに来てから、ひと夏越えて、季節は冬に向かっています。
私のお肌はといえば…
良くなってはいません。(どちらかといえば悪い)
やはり紫外線と乾燥は強敵ということか…
悪化するかも?と思ったら早めに薬を塗る、休日は家でゆっくりするといった対応で、何とか保っています。
夏場にHorse Fly(アブ)に数か所刺されたのですが、それがとんでもなく辛くて辛くて…😭
腫れと痒みに眠れない日々を過ごしました💦
2週間程で強い痒みは引いていきました ※画質落としてます
現在は、来る冬(の乾燥)に向けて、怯えながらも覚悟する日々です。
結局、来て良かったの?
肌には過酷なオーストラリアですが、来て良かったなと思っています。
私は自身の体質に、昔からネガティブな気持ちを抱いてました。
痒みはもちろんのこと、何より悩ましかったのがアトピー跡。
腕や背中に色素沈着があり、人前で半袖や水着を着ることができませんでした。
たまたま私の跡を見た人から「それ病気?」と言われた時には、こっそり傷ついたり。
「世の中にはもっと酷い人がいるから!」と励まされる(?)こともあるけど、でも自分は自分やし、しんどいのはどうしようもないねん…と内心ヘコんだり。
これ以上悪くなるのも人に知られるのもイヤで、新しい環境に飛び込むのを怖がってきました。
そんな私の一つ目の転機は、ヤマセミさんとの出会い。
私の肌事情を「大変なんやな。どうしたら少しでも楽になるやろ」と、一緒に悩んで考えてくれました。
寄り添ってもらえることで、こんなに気持ちが楽になるとは…ヤマセミさんすげぇ…と日々感謝です😭
そして、二つ目の転機となったのが、オーストラリア。
渡濠して驚いたのが、肌の露出&ノーメイクの多さ!
私と同じ体質であろう人も、その他の肌トラブルを抱えている人も、半袖やタンクトップで過ごしています。
そして、笑顔の人がとっても多いです。
なんかイイな。と思います。(紫外線には気を付けてほしいけど!)
自分が持って生まれたものは、他人にあれこれ言われても仕方のないこと。
町行く人たちが自分らしく生きられているのは、国民性なのか教育のおかげか、
この国で暮らしてきてないから分かりませんが、とっても素敵だなと感じます。
私も十数年ぶりに半袖で町を歩くことができました!曇りの日のみだけど
おわりに
オーストラリアに来て、紫外線は強いし猛烈に乾燥するけど、少しだけポジティブに肌と向き合えるようになった気がします。
肌悩みから海外に踏み出せない方もおられるかと思いますが、私の体験談が、皆さんの前向きな一歩に繋がれば嬉しいです😌
顔や体型はもちろん、体質や病気を指摘されると、言われた本人は生きにくくなってしまう。
「自分らしく生きられる社会」には、1人ひとりがお互いを認め合い、思いやる心を持つことが必要。
誰もコンプレックスなんて抱かなくていい、優しい世の中になっていくことを願っています✨