こんにちは、ヤマセミさんと共にタスマニアでワーホリ中のすずめです!
🌱【前回のタスマニア野鳥記事】はコチラ↓↓
先日、夜7時ごろ、職場でのモヤモヤでも晴らそうかとパブに向かっていた私たち。
近所の街路樹の下を歩いていた時、上からガサガサっという物音が!
何やろねとヤマセミさんを振り返ると…なんと!!
ヤマセミさんのおでこに!!!!鳥のフンが!!!!😂
私もヤマセミさんも爆笑…!!
鳥のフン未経験なヤマセミさんは大喜び🤣
街路樹を見上げると、そこにはふわふわの丸いかたまり…
なんやコレ?
よくよく観察していると、ふわふわの正体は、眠るスズメでした🐥
さらに木を隅々まで見てみた所、たくさんのふわふわが!
最近は朝方に霜が降りるくらいの寒さなので、身体を膨らませて暖を取っていました。
ま、ま、まるい~~!!
昼間、街なかでよく見かけるスズメたち。
夜もこの街で一緒に暮らしているんだなぁ…と、当たり前ながら、思いました。
昼行性の野鳥が夜に休んでいる姿は、なかなか見かけないので、2人して感動✨
これ以上ないほどの丸さに、小声で可愛い可愛いと大盛り上がり!(小声だから小盛り上がり?)
暫し観察を続けていると、すぐそばの郵便局にスタッフらしき方が入っていき、ドアがバタン!と閉まりました。
すると、スズメたちが数羽目覚め、「ちゅちゅん…」と小さな呟きが…
その声に他のスズメも起こされ、ほとんどのスズメたちがざわざわと活動を開始。
(因みに、車の音には無反応でした!慣れかね😲)
人間活動に神経を使いながら、街に溶け込んでいるんだなぁ、としみじみ思いました。
1羽だけ最後まで眠っていました!眠気が勝ったんかね…😂
街なかの動物たち
この観察で気になった点が1つ。
街路樹は道沿いに何本も並んでいます。
しかし、たくさんのスズメが休んでいたのは、郵便局の灯りに照らされた2本の木のみ。
地面を見ると、その木の下だけフンが集中的に見られます。
明るかったので、スズメたちがよく見えました
もしかして、夜まで灯りで照らされているから?
遅くまでスタッフの方が働いておられるようで、その後も物音の止まない郵便局。
気になって眠り辛いような気がしますが、それでもここがイイ理由があるんだなぁ。
街の灯りを利用する動物といえば、カエルやヤモリが有名ですね。
自動販売機や電灯などの人工光に、蛾やカゲロウといった虫が誘引。
そして、集まってきた虫たちを食べに来るのが、ヤモリやカエル。
彼らにとって、人工光のある街が生活圏となっているんですね。
(誘引されている虫たちにとっては、自然の光と勘違いさせられて迷惑な話かもしれませんが💦)
逆に、渡り鳥が人工光に引き寄せられ、建物への衝突や車に轢かれてしまうという事故も。
🌱コチラの記事でも触れています↓話
人工光によって、たくさんの渡り鳥たちが命を失っています。
彼らを守るために、夜の人工光を必要以上増やさないことや、動物の存在に気を付けて運転することが必要ですね。
街が生活圏となっている動物たちも、人間の開発に一生懸命適応してきたからこそ、今があります。
開発が進んだり、人間の活動が活発化することによって、彼らの築き上げた暮らしは再び失われてしまう。
動物たちと一緒に暮らしているということを常に意識し、人間主体ではない選択をすることが大切だと思います。
スズメたちにとって、郵便局の灯りにはどんな意味があるんかなぁ
光に集まる虫が目当てやとしても、夜は寝てるもんなぁ
人の側にいることで、捕食者から身を守っているとかもありうる…?
聞いてみなわからんけど、住みにくくなければエエなぁ
おわりに
スズメたちとこの街で一緒に暮らしてるんだなぁ…と改めて感じた夜。
なかなか見られない姿に感動!と共に、身が引き締まりました。
街なかには様々な動物たちがいます。
彼らが安全に暮らしていけるよう、思いやりを持って、慎みながら日々の生活を送りましょう!
それでは♪
お目覚めでもまるいスズメたち。
可愛い!