今日は、昔の思い出話でもしようかと思います。
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初めての夜行列車
2015年に、初めて南アフリカ共和国(以下、南ア)を旅した時のことです。
この国で、人生初の夜行列車を体験しました!
夜行バスは日本で何度も乗っていますが、「夜行列車」の乗車経験はなく、響きからして、なんかカッコ良くて憧れていました。
南アには豪華な夜行列車もあるのですが、私にそんなお金の余裕はないので、Shosholoza Meylという安い鉄道会社にお世話になりました。
記憶が薄いのですが、
ヨハネスブルグからケープタウンまで約30時間(現在はこの区間は運休中です)。
値段は4つベッドの相部屋で片道6000円ぐらい。
安い!
これはローカル電車。
ドアが開いてますが、アフリカではよくある光景😂
同室の方々との思い出
私の部屋には50代ぐらいの黒人の方と70代ぐらいの白人の方がおられて、3人でした。
2人とも南アの方で、色んな話をしました!
内容は覚えてへんけど!
なんの食料も用意せずに乗り込んだ私は、確か、夜ご飯がなくて、
黒人の方に食べ物を分け与えてもらいました。
食べ物を提供してくれる車両があったけど、夜はやってなかったか、金額的に無理!ってなったのか、なんせかなり有り難かったです。
翌朝の朝食は白人の方と食べ物車両で頂いたような記憶。
その車両からはどこまでも広がる草原が見えて、インパラを見たような気がします。
こんな雰囲気の景色が続いていました
(これは国立公園の写真です)
そんなこんなで、順調に着いてくれるかと思いきや、5時間の停車。
どうやら故障したらしい?
どうなるんやろ?と3人で話していると、
こっからバスでケープタウンまで行くねー!と言われました。
言われるがままに、バスに乗らされ、結構長い時間かけてケープタウンに無事到着。
帰り際に部屋で一緒だった皆さんを探したところ、ご飯を分けてくださった方だけ出会えました。
旦那さんが迎えに来られていたので、挨拶をし、ご飯のお礼とお別れを言うことが出来ました。
一期一会を大切に
そんなこんなで、一期一会を楽しんだ列車の旅となりました。
8年も前のことで、記憶もかなり薄れてしまいましたが、良い思い出であることは確か。
新幹線や飛行機で早く着くのが当たり前になった世の中ですが、
気ままに、時間をかけて“景色と空間と人”との出会いを楽しむ夜行列車は、
旅の一つの思い出として深く残るものなんやろなと思います。
日本でも夜行列車に乗ってどっか行ってみたいなー。
ほんなら!