こんにちは、ヤマセミとすずめです!
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農場で働き始めて、今日で4日が経ちました。
体の至る所が筋肉痛で、疲労感たっぷりでございます。
5時前に起きて21時前に寝る準備に入る暮らし。
お布団に入る瞬間が、とても幸せです。
久々に帰ってきて
私たちが働いている農業法人は、日本を出発する前に2年間お世話になっていた所。
小さな集落にあります。
久しぶりに会う人、もう会えない人。
初めましての人。
景色は、懐かしさもあれば、大きく変わった所もあり。
いろいろな感情になっています。
今回、私たちは2人で一町五反の畑を担当することになりました。
やっぱり小規模がエェよなぁ…と考えてしまいますが…😅
与えていただいた大切な機会、出来ることに精一杯努めたいです!
畑で作業していると、地域の方々から
「おかえりー!オーストラリアどうやった?」
「帰ってきたったって聞いたよ!」
等と声をかけていただいて。(田舎のネットワークは凄いです😅)
帰国してからもう3ヶ月以上経ちましたが、帰ってきたんだなぁって、改めて感じています。
故郷以外に、あたたかく迎えてくださる環境があるって、嬉しいですね。
2年前、環境教育の一環で訪れた集落の小学校は、もうすぐ廃校になるようです。
(その時の子どもたちと出会ったのですが、成長した姿に感動しました✨)
移住者もほとんどおらず、限界集落認定されている、この地域。
いよいよ、人口減が進んでいるんだなぁと感じました。
農地と地域
近隣の集落では、山の斜面や田畑の上に太陽光パネルが続々建設されていました。
そこの集落で農業をされている方に聞くと、「知らないうちにどんどん増えてく。今度も隣の畑がパネルになるみたい」とおっしゃられていました。
私たちが働いている会社は、農地を農地として守るため、集落の方々によって作られました。
都市の方からパネル増設などの打診が来るそうですが、反対しているようで。
田畑や山が人工物の下敷きになることは、免れています。
一度作ってしまうと、後悔しても取り戻すのは難しいよね💦
ただ、農地や集落自体のあり方に関してはいろいろ悩ましいようで、この先どうなっていくんやろなぁ
農地と自然環境
ただ、地域一帯で圃場整備が実施され、出国前はいくつかに分かれていた田畑が、ひとつに繋がっていました。
整備は市の方針ですが、農業従事者の皆さんの感想としては、良し悪しで。
水捌けや水入れ、作業のしにくさ等、いろいろ悩ましいのが現状です。
私たちとしては、環境や生きものたちのことが気になるところです💦
複雑な気持ちになりますが…
お外での作業、風と日光を浴びながら土に触れる作業は、やっぱり心地よくて。
空高く舞い上がるヒバリたちの声、
気持ちよさそうに旋回するトビやツバメたち。
畑にできた水たまりにゲンゴロウがやってきたり。
草を揺らしながらぴょこぴょこ移動する、カエルたち。
畑には、シカやタヌキの足跡がポンポン。
いろんな動物たちの姿で溢れていて。
ついつい作業の手が止まってしまいます🌸
畑横のキツネの巣穴は、変わらずあって。
みんながこれからも安心して暮らしていけるようにと、願ってやまないです。
おわりに
小さな集落ですが、住民の方々にとってこの地が大切で、これからのあり方を模索しているのを、強く感じています。
全国、それぞれの地で、様々な思いや葛藤があるんだろうな。
私たちの願いは、自然環境を大切に、生きものたちと平和的に関わり合っていけること。
今の機会を大事に。
地元の暮らしに寄り添いながら、じっくり考えてみたいなと思います。
今日もいい汗かきました!
それでは!