こんにちは、ヤマセミとすずめです!
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5月から、フルタイムで働くことになりました!
勤務先は、日本を発つまでの2年程働かせていただいていた、農業法人。
過疎高齢化が進む限界集落で、食と農地を守るため、現社長が村の方たちと共に立ち上げられた会社です。
現在は、集落を越えて広大な農地を有しています。
市全体で未利用の農地がたくさんあり、
「使ってもらえないか」と依頼が来るそうで…
社長は頼まれると断れない人なのです😅
帰国後、社長からお誘いいただいていたのですが、連日のバタバタでお返事できておらず…
先日、やっとこさ連絡させていただきました😭
私たちは、長らく抱いていた夢に向かって計画を進めています。
フルタイムで両立していけるんやろか…という不安は、正直あります。
(ワガママな事なのだとは思うのですが…迷惑かけたくない思いもあるし)
そんな中で、今回の決断に至った理由について、お話させてください。
新しい形を探すこと
私たちの人生の軸には、自然保護や他生物との共存があります。
その中で、農を学ぶことも大切だと考えていました。
社長と出会った頃は、「自然や生きものにエライ熱いんやなぁ」と不思議に思われていた私たち。
それから、一緒に汗水流し、作物の成長を見つめ、
自然の移ろいを楽しみ、感動を分かち合って…
たくさん話し合い、時に思いをぶつけ合い。
とにかく、長い時間を一緒に過ごしました。
作業の合間にミサゴさん親子の成長と
巣立ちを見届けたり✨
初めは、「甘ったれたこと言うとんな」という印象も持たれていたと思います。
実際にそんな感じのことを言われたりも😂
それから時が経つにつれ、理解してみようと歩み寄くださったり、一緒に考えようと寄り添ってくださったり。
関係性の変化を、感じるようになりました。
社長は、会社をこの先どうしていくか、悩んでおられ。
日本の農業や食の在り方に、違和感を抱いておられます。
安定的な収穫と、農地を守ることが、社長にとって長年のプライオリティ。
それは、今も変わりません。
それでも、今回、「一緒に何か変えてみよう」と言ってくださり。
本当にありがたい機会をいただけてるのだと思います。
良い生産現場がうまれ、市民の選択の幅が広がるのは素敵なこと。
と同時に、市民の暮らしに根付いている生産現場がより良く変わることも大切だと、スイスを訪問して強く感じました。
小さいコミュニティで循環できる形が理想ですが、市場の在り方を見直していくことも必要だと感じています
海外での経験や学びも活かしながら。
社長や従業員の皆さん、地域の皆さんと一緒に考えていけたら素敵だな、と思っています。
お金のこと
もうひとつは、何といってもお金。😓
資本主義な社会から、なるべく遠ざかりたい私たち。
ただ、現在の私たちには、なかなか難しい部分があり…
奨学金の返済や持病の医療費、実家のこと等々、定期的な出費があります。
それらを楽々払い続けられるような貯蓄はありません。
また、今後の活動のために、ある程度まとまった金額が必要になると思われます。
まだまだお金と向き合う暮らしは続きますが…
くれぐれも考え過ぎないよう、歩んでいきたいと思います。
おわりに
そんなこんなで、これからは働きながら活動を計画していくことになります。
期間は、一先ず晩秋まで。
もし続けられそうなら秋以降も考えてみて、と言ってくださいました。
本当に、感謝の気持ちでいっぱいで…
とにかく、出来ることに精いっぱい努めよう!
そんな心持ちで、今は準備に勤しんでおります😌
私たちの理想は、自然環境を大切に、他生物の命が尊重されること。
生産者と消費者、周囲に住む方々も、皆がどこかで繋がりを感じ、支え合えること。
他にもたくさんありますが、何か実を結ぶとイイな、と思っています✨
あの筋肉痛の日々がやって来るのかと思うと…今からドキドキしますが😂
とりあえず、出来るとこまでやってみます!
それでは!