こんにちは、すずめです!
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私たちは2022年から1年間、ワーキングホリデーでオーストラリアにいました。
今回は、クイーンズランド州で訪れたカフェのこと!😊
QLDとコーヒー
オーストラリア本土の北東部に位置するクイーンズランド州(QLD)。
サンゴ礁群・グレートバリアリーフや、世界最古の熱帯雨林地帯など、壮大な自然環境で知られています。
そんなQLD州は、コーヒー栽培でも有名!
オーストラリア国内のコーヒー豆の約90%が、QLD州で生産されています。
カフェの街・メルボルンでも、QLD産のコーヒーを飲むことができますよ~
小さな村のコーヒー屋さん
今回ご紹介するカフェは、「KURANDA RAINFOREST COFFEE」さん。
広大な熱帯雨林に囲まれたキュランダ村にあります。
こちらのカフェで使用しているコーヒー豆は、コーヒーの名産地として知られる、キュランダ近郊のアサートン高原で生産されています。
ちょうどアサートンを訪れていた私たち。
「地元産で配慮あるコーヒーをいただけたら!」と調べてマッチングしたのが、こちらのカフェでした。
観光に疎い私たちは、調べるまで知らなかったのですが、QLD観光では有名なカフェなのだそうです!
私たちがKURANDA RAINFOREST COFFEEを訪問した理由は、その栽培方法。
倫理的で環境に配慮した栽培方法が採択されていて、果実は手摘みでの収穫。
また、鮮度を保つために、焙煎は店内で少しずつ行われているのだそう!
私たちは水出しのアイスコーヒーをストロングでいただきました。
オーストラリアではアイスコーヒーと出会うことが滅多になかったため、驚き!😲
しっかりとした苦みと香りが何ともイイ感じで(雑)とても美味しかったです♪
(食レポ下手でスミマセン…😂)
コーヒー豆の販売もされていますよ♪
因みに、訪問時、バリスタの方が日本語で話しかけてくださいました!
タスマニアの小さな町でほとんどの期間を過ごしてきた私たち。
街なかで日本語に触れる機会はほぼ無かったため、ビックリでした😲
QLDと環境問題
自然豊かなQLDですが、19世紀の入植を皮切りに、農地や宅地などの開発によって多くの熱帯雨林を失いました。
コーヒー栽培もこの頃に始まり、切り拓いた地に広大なプランテーションが作られていったそうです。
さらに、農地や宅地から流出する農薬などの化学物質は、水環境に多大なダメージを与えています…
そのような問題に対し、近年、
・開発により切り離された森林同士を繋げる生物回廊(コリドー)の整備
・個人の私有地を「野生生物のための土地」として登録し守る制度
・農業による環境負荷の低減(オーガニック栽培や小規模栽培へのシフトetc...)
など、各地で様々な取り組みが実施されています。
野生動物を“種子散布や受粉、土壌づくりの良きパートナー”として、農地内の森林を守ったり植樹をすることで、動物の居場所をつくっておられる農家さんも!
多様な自然と生きものたちが暮らすQLD州。
その豊かさのかげには、農や暮らしの在り方を模索する方々の想いがあるのでした🌿
おわりに
オーストラリア滞在時、様々なカフェを訪れた私たち。
カフェラテなどをいただく際には、基本的に植物性ミルクへの変更が可能でした!
お料理も、配慮ある生産方法による食材を使用していたり、地元の農家さんと提携されていたり。
観光地として人気の高いオーストラリアは、自然や生きものに配慮した選択肢の多い地でもあります。
訪問された際には、“自然や生きものたちのことを想った選択”を心に置いて、過ごされてみてはいかがでしょうか🌈
それでは♪
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