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【オーストラリアの動物】世界一危険な鳥?ヒクイドリの本当の姿


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こんにちは、オーストラリアでワーホリ中のすずめです!

 

現在、ケアンズに来ています。

明日のお昼頃に、日本に向けて旅立ちます🛫

 

 

🌱前回の動物関連記事はコチラ!↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

 

本日、ケアンズ東海岸にあるEtty Beachというところを訪れました。

 

 

 

 

 

 

平日だからか人は少なく(普段を知らんけど)、プライベートビーチのような雰囲気。

小さなカニやお魚など、岩場の生きものたちを観察しながら、しばしお散歩しました🦀

 

 

 

日差しが強かったのですが、木陰もたくさんあり、

気持ちよく過ごすことが出来ました😃



 

ビーチの近くはいくつかの保護区域になっています。

せっかくなので、ビーチを離れ、区域付近まで足を伸ばしてみるコトに。

 

 

とことこ歩いていくと、このようなものが!

 

 

 

 

 

 

木の実?種?が固まって置いてある??

 

 

ちょっと間、不思議に思いながらも、「もしかして」と顔を見合わせる私たち。

この答えは、後ほど解けることに…💡

 

 

 

出会いは突然

ビーチに戻ってきた私たちは、車に乗り込み出発。

 

 

しばらく走っていると…

 

 

 

!!!!



 

なんと!!!!

 

道路脇にヒクイドリさん!!!!😲

 

 

ゆっくりとした所作で、地面の木の実をついばむヒクイドリ(Cassowary)さん。
お初にお目にかかったのですが、そのカッコよさと美しさに、しばし釘付けになってしまいました…😍✨

 

 

 



 

ヒクイドリを驚かせたり、衝突を避けるため、距離を取りながら徐行運転で通り過ぎました。

 

 

 

ヒクイドリって?

オーストラリア北東部やニューギニア、周辺諸島の熱帯雨林に棲息するヒクイドリ

オーストラリアではエミューの次に大きい鳥です。

 

地面を歩いて生活し、飛ぶことはありません。

走るのが早く、時速50km/hもの速さなのだとか😲

 

 

食性は雑食ですが、多くを植物性が占めています。

 

果物を好む彼ら。

種を傷つけずに消化することができ、フンの中に種が残ります。

彼らが移動することで種も運ばれ、250種類以上もの熱帯雨林の植物が、彼らによって生息域を広げられていると言われています!

 

 

 

日本でのヒクイドリ

そんなヒクイドリさんですが、実は近頃、日本で有名なようで…

 

なぜかというと、『世界で一番危険な鳥』として紹介されているから。

 

ヒクイドリは殺傷能力の高い爪を持ち、強力なキックで攻撃する、危険動物”

 

といった内容で広まっているようです。

「危険動物」の本などにより、子どもたちの中でも知名度が上がっていて、以前勤めていた保育施設の子どもたちの中でも広まっていました。

 

「危険なだけじゃない」という情報も盛り込またりしているようですが、なんせ「危険動物」はパワーワードですよね💦

 

 

オーストラリアでのヒクイドリ

本日訪れたEtty Beachは、実はヒクイドリの棲息地として有名。

私たちはビーチで見かけることはありませんでしたが、ヒクイドリに関するアナウンスは、たくさんありました。

 

 

それが、コチラ!

 

 

 

 

 

 

森林を育てる“gardener(庭師)”といった存在であることの他、彼らが抱える問題について、分かりやすく説明されています。

 

 

ざっくりいうと、

 

人間による餌やり

・交通事故

・リードをしていない犬との衝突

 

等が、彼らの棲息を脅かしているようです。

 

様々な人間活動によって、彼らは苦しめらているのですね😢

 

 

 

イラストや やさしい英語で書かれた看板も。

子どもたちにとってもわかりやすいですね!

 

 

 

ビーチ各所に設置された説明板には、彼らとこの先も共存していくために、私たちにできることが、丁寧に記されていました。

 

彼らのキックは“防衛反応”であり、お互いの安全のために人間側が気を付けよう!といった説明も書かれとります!内容も具体的で、分かりやすいよな!

力が強い鳥であることは間違いないので、大丈夫と過信せず、彼らを刺激しないよう慎重に行動することが大切ですね!

 

案内板からは、危険動物ではなく“共に生きるべきもの”という意思が伺え、とてもイイなぁと思いました✨

 

 

 

おわりに

日本にて、危険動物という印象が広まるヒクイドリ

棲息地では、共に暮らす仲間として愛し見守ることが、大切にされているようでした。

 

私たちの周りには、多様な生きものたちが暮らしています。

中には、身体が大きかったり、鋭い爪を持っていたり、毒を持っていたりすることで、人間との間にトラブルが生じることも。

 

しかし、「危険だ」と排除するばかりでなく、彼らへの理解を深め、彼らの暮らしを尊重したり一歩引く選択ができれば、共存の道は広がるのではないかと思います😌

 

子どもたちには、そんな“優しい共存の在り方”を知ってもらえたら嬉しいです🌸

 

 

それでは♪

 

 

 

 

 

 

★最後まで読んでいただきありがとうございます★

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