★私の体験談や感じたことを基に書かせていただいています!
こんにちは、すずめです!
2022年から2023年にかけて、先進的な動物救護や自然保護を学びたい!と訪れたオーストラリア。
ワーキングホリデーを利用し長期滞在したことで、想像以上の学びがありました😌
行って良かった点は、もちろんたくさんあるのですが、
“「ルッキズム※」の苦しみから(少し)抜け出せた”
これも、私にとって大きな出来事でした。
※外見で人の価値を測る差別行為
環境が私に“変わる機会”をくれた!
私は長年、複数の皮膚の病気に悩んできました。
特に上半身に傷があり、周囲から中傷などの悪意を受けたことで、肌を出せなくなりました。
とにかく、人に見られるのが怖かったです。
そんな私ですが、オーストラリアで「半袖の服」を着られるようになりました!
「え、それだけ??」
と思うかもですが😂、私にとって、これは大きな一歩で。
着られるようになった理由は、
・同じく皮膚疾患を持たれる方々が、傷跡を隠さず過ごされていた
・偏見的な視線をほとんど感じなかった
・「肌を美しく」的な広告を、日本にいた頃ほど見かけなかった
等といったことが所以かなと思います。
(全て私の体感なので、そんなことないよ!という意見もあるかと思います💦)
もちろん、いろんな方がおられます。
悩んで隠されている方もおられると思います。
なので、私の実体験として過ごしやすかった、という感想です😌
帰国後に感じていること
日本に帰って来て驚いているのは、化粧品の多さ。
ワンフロアまるまる化粧品コーナーなんじゃないかという勢いで、多種多様な化粧品が並んでいます。
いかにニキビ跡を隠すか、毛穴を埋めるか、傷を消すか…
小顔に見えるように、鼻が高く見えるようにetc…
様々な文言が飛び交います。
メイクを通してなりたい姿になることは、悪いことではないと思います。
ただ、大量に並ぶ化粧品と、付随する文言を見ながら、“容姿に求められているもの”を感じました。
「何とかしなきゃ!」とせき立てられてしまう方も、おられるんじゃないでしょうか。
求められる容姿にならないといけない?
同様に、女性に除毛が求められる雰囲気も感じています。
理由として多いのが、「毛が濃い=不潔にみえる」からなのだそう。
実際、8割弱の方がお手入れをされているようです。(2023年 MyVoiceより)
ただ、皮膚が剃刀で負けてしまうなど、除毛に悩みを持つ方も多いと思います。
(私もです。因みに私は渡航を機にやめました)
「明日デートだから処理をしたら、荒れてしまった…」
「毛が濃いことをからかわれるから永久脱毛したいけど、高いし…」
「脱毛に通い始めた彼氏から、なんで通わんのって言われてる…」
友人からこのような悩みを聞くたび、胸が痛みました。
したい人が進んでするのは良いけど、しなきゃ!とせき立てられるのは、辛いですよね😰
最近、何かの記事で、「女性が除毛しなくても良い時代はまだ来ないだろう」というような内容を読みました。
社会を見るに、そうなんだろうな、と感じます。
除毛の文化はオーストラリアにもありますし、永久脱毛している方は多いです。ただ、全く処理しないという方もおられ、いろいろなようです
毛に関しては、他国でも偏見は少なくないし、変わるのはまだまだ先なんやろうな…
おわりに
ファッションや美容の選択の幅が広がり、「好きな格好をして生きよう!」というポジティブなメッセージを感じるようになっています。
それは素敵なこと!
ただ、もともと持っているもの(容姿)に関しては…
少なくとも、私は生きづらさを感じてきました。
誰もが“自分”を大切に、気持ちよく生きていける世の中になってほしい!
ワーホリは、そう一層強く願う機会となりました😌
他生物に対しても“ルッキズム”が見られ、一般的に可愛いとされる動物の方が保護されやすい傾向にある、という研究結果も出ているようです
これから私は、日本でどんな生き方をするのかな。
また半袖を着られたらいいなぁ😌
(もちろん、紫外線とうまく付き合いながらですが…!😂)
それでは♪