※今回は「子どもの集団いじめ」に関する内容が出てきます。
また、いじめ問題について「こうだ」と意見を主張する記事ではありません。
こんにちは、すずめです!
現在、実家に身を寄せていまして、もうすぐ出発の予定です😊
この滞在中、私の中で大きなことがありました。
それは、母に過去を打ち明けたことです。
集団いじめを受けて
私は、中学に上がってから6年弱、集団いじめの標的となりました。
言葉から始まって、物や身体への暴力に発展しました。
最終的に、以前の記事でご紹介したことに繋がります。
🌱コチラの記事でお話しています↓↓
おかげで、学生時代が楽しかったとは、とても言えません…💦
何度命を絶とうとしたか分かりません。
卒業してからも、恐怖心から、踏み出せなかったことがたくさんありました。
もったいなかったなぁ…と、悔しいです。
ある機会があって、母に過去のことを伝えることになりました。
…ものすごくショックを受けていました。
気付けなかったことを、悔いていました。
当時の私は、気づかれないように振舞っていたし、助けも求めませんでした。
なので、私のせいです。
今更になって、母に悲しい思いや後悔をさせてしまい、申し訳なく感じています。
ただ、過去を伝えたことで、母と私の関係は少し変わった気がします。
私たちの間には、どこか噛み合わない溝がありました。
私は母が好きだし、愛情を感じてきたし、仲は良いと思いますが…
今回のことで、すれ違っていた部分が少し繋がって、母の気持ちを知ることも出来て。
今、お互い苦しいけど。
今になったけど、伝えられて良かったな、とも思います。
日常に溢れる“ちくちく”
割合を尺度にするのは好きではないのですが、子どもの集団いじめにおいて、もっとも多いのは、言葉によるものといわれています。
「ウザい」「キモい」「死ね」
これらは、集団いじめの中でも多く使われる、攻撃的な言葉です。
(もちろんこれだけではありませんし、人によって向けられる言葉は様々です)
「ウザい」「キモい」という言葉は、私が小学生の頃に流行りだしました。
テレビ番組か何かの影響だったと記憶しています。
私自身、この言葉で苦しみました。
近年、「何気なく使っている言葉が人を傷つける」「励ましが負担になる」など、言葉への細やかな配慮が意識されるようになってきています。
一方で、ストレートで攻撃性のある言葉が、注目を集めるための道具になっているようにも感じています。
皆さんは、「キモい展」をご存じでしょうか?
特徴的な見た目・習性などを持つ動物を集めたイベントで、今や全国各地で開催されています。
このイベントが始まった頃、いじめ問題に苦しむ子どもたちと関わる機会があったのですが、ある子がイベントの広告を見ながら、こんなことを言いました。
「キモいってイヤや。言われて悲しかったから」
自分が傷つけられた言葉が、身の回りにチラつくのは、辛いこと。
私も良い気はしません。
(そして動物に失礼)
動物の生態などに注目してもらうため、「あえて」この名で実施しているのでしょう。
でも、こんな名前にしなくても… と思います。個人的に。
(そもそもイベント自体どうかと思います)
その言葉が自分に向けられてなくても、目にしたことで苦しくなったり、フラッシュバックしてしまうことがあります。
悪意を込めて使われている言葉が、注目を集める場で「あえて」使われるのは、イヤだなぁと思います。個人的に。
おわりに
傷を抱えたまま大人になって、今も苦しみ続けている人がいます。
みんな自分をどう思ってる?
また悪意を向けられたらどうしよう?
と、不特定多数の周囲に恐怖しながら生きている人が、たくさんいます。
せめて、過去を意識する機会を生まない、穏やかに過ごせる社会であってほしいです。
私のように、大きくなってから打ち明けることが、勧められることなのかは分かりません。
ひとりひとり状況は違いますし、本当に複雑です。
ただ、心の傷が残り、生き辛さを抱え続けるのは、本当に悲しいこと。
それぞれの方に、心を癒す何かがあることを、切に願っています😌
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