必死のパッチでエコライフ!

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強迫性障害と、過去と向き合ってみる。


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こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです!

 

 

普段はエコやタスマニアの情報などがメインですが、今回は私の心の整理のために、書かせていただきたいなぁと思います🙇

 

精神疾患・性暴力に関する実体験を含む内容です!マイルドに書こうと思いますが、苦手な方はご注意ください!

 

 

 

🌱前回の【ライフスタイル関連記事】はコチラ↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

 

 

 

突然ですが、私は強迫性障害です。

はっきりとした症状が出てから、かれこれ15年くらい経過しております。

 

本日は、強迫性障害がどんな疾患なのか?なんで発症したのか?お話させてください。🙏

 

 

 

強迫性障害って?

強迫性障害とは、強い不安感(強迫観念)を持ち、それを打ち消すための行為(強迫行為)を繰り返してしまう精神疾患です。

 

強迫行為は、手を一日に何十回も洗う、何度も施錠を確認してしまう、何でも決まった数字に出来ないと気が済まない、など様々。

行為を繰り返すことで、日常生活に支障を来してしまい、生活が困難になるケースも…

 

私の強迫行為は“数字に執着する”などいくつかあり、それらを生む強迫観念は“それをしないと家族や大切な人・物に危害が及ぶ”といったもの😓

 

ピークを迎えたのは20代の頃。仕事や私生活への影響が大きく、何とかしないと…!と自制することに努め続けました

 

 

強迫性障害の原因は人によって様々なようですが、強いストレスから発症することが多いそう。

 

私はおそらく、高校時代の体験が引き金になっています。

 

 

 

きっかけ

「自然保護の仕事がしたい!」と夢見ていた高3の夏、私は大学受験に向けて塾に通っていました。

 

21時半ごろ、自転車で家路を辿っていた私。

川沿いの道を走り、家まであと5分というところまで差し掛かった時、斜め後ろから声がしました。

 

「今、帰り道?」

 

低い声におったまげて振り返ると、原付に乗った男性がいました。

いつからおったんやろ?と驚きながら、周囲が暗かったのもあり、心臓バクバクの私。

「河原で話そうよ」「〇〇高校?」と会話を続ける彼に、「いえ…」とか何とか返しながら、懸命に自転車を漕ぎました。

 

 

 

🚲🚲🚲

 

 

 

もうすぐ家が見えるところまで差し掛かった時、男性が掴みかかってきました。

自転車から地面に引きずり降ろされて、抵抗しようにもびくともしない。

力の差に、心底震えました。叫びたくても声が出ませんでした。

 

あっ、殺される。

 

と頭をよぎりましたが、夢半ばでイヤや!と力の限り暴れました。

火事場の馬鹿力か、体重をかけてくる男性の拘束を振りほどき、自転車に飛び乗り爆走。(こち亀両さんもびっくりの速度)

 

 

半泣きで家に飛び込んだ私に、驚く両親。

「男の人が~…」と何とか絞り出し、以降、しばらく塾をお休みすることになりました。

 

実は両親には、「男性に手を掴まれた」とだけ伝えました。必死の形相で帰ってきた以上、何があったかは伝えないといけない状況でしたが、心配かけたり引かれたり(ないだろうけど、当時の私は思ってました)するんじゃないかと怖かったためです

 

 

🚲🚲🚲

 

 

 

一か月後、帰宅時間を早めれば大丈夫かな?と話し合い、(内心ガクブルだけど)塾を再開することに。

遠回りだけど住宅が多い道を使うことにした私。

 

塾通いを再開して数日後、彼はいました。

 

 

急な遭遇でワケがわからないまま、、

 

 

 

 

気づけば地面に寝っ転がって放心していました。

 

 

 

 

後悔やら悲しさやら恐怖やら気持ち悪さやらで、それからの日々は本当に苦しかった。

両親や友人には言えず、悶々としながら卒業しました。

(因みに、男性とは別の日の夕方に再度遭遇しました。GPSでも付いてたのか私)

 

 

そして、この頃から、私の強迫観念が生まれていきました。

 

 

 

今になって思うこと

なんとも暗~い話となってしまいましたが、今思うこととしては、「あの頃、誰かに相談できればよかった」です。

 

あの道さえ選ばなければ、家族に危害が及ぶかも、今もどこかにいるんだろうか等々…1人頭を抱えたり、心身ともに気持ち悪さの拭えない日々は、本当に辛いものでした。

 

そして、今は別の形で、苦しみが残っています。

 

 

誰かに話して解決されるものではないですし、相手もイヤな思いをするかもしれません。

それでも、1人で陥っていた悪循環からは、救われていたかもしれない。

 

それに、あの男性が他の人に手を出す可能性だってあります。

警察に伝えることで、被害を減らせたかもしれない。

 

 

 

怖い経験をされた方が、人に言えないという気持ちは、とてもわかります。

 

「心配かけたくない」「恥ずかしい」「自分が悪い」「何でお前が?と思われるのが怖い」「引かれたらどうしよう」「思い出したくない」etc…

 

いろんな思いがあるのではないでしょうか。

 

私は特に「何でお前みたいなやつが」と言われるんじゃないか、という気持ちが強かったです

 

 

いろんな家庭環境や人間関係があると思うので、“相談すること”は強く勧められることではありません。

ですので、私に関してはですが、誰かに助けを求められていたら何か変わったのかもしれないな、と悔やんでいます。

同じ後悔をする方が、少しでも減ると嬉しいです😌

 

 

 

おわりに

冒頭に戻りまして強迫性障害ですが、ここ最近、症状が不安定になってきています。

過去への後悔か、未来への不安かよくわかりませんが、ピーク時に戻ったらどうしようとヒヤヒヤです😥

 

それでも笑顔でやっていけているのは、ヤマセミさんの支えが大きい気がします。

ヤマセミさんと出会ってから、お互いの夢やいろんなことを語り合う中で、私の疾患についても伝えました。

人に話すのは初めてで勇気がいりましたが、理解しようとしてくれて、私が強迫行為に陥った時も見守ってくれています。

 

理解者がそばにいるのは、とても安心感があります。

 

 

 

強迫性障害を抱える本人は、「自分はおかしい」という自覚があるといいます。

そして、理解を得られず苦しんでいる方はたくさんいると思います。

 

1人で苦しむのは辛い。

この疾患と上手に付き合っていくには、“理解をしてもらう”ことが必要なんだと感じます。

 

もし身近で心の病と闘っている方がおられましたら、どうか優しく見守ってあげてください。

 

 

私も、誰かの理解者であれると嬉しいです😌

 

いつもと趣旨の違う&重めの内容になってしまい、申し訳ありません💦なんとなく100記事という節目の前に、一度過去を振り返っておきたかったというのもありまして。拙い体験談となりましたが、誰かのお役に立てますと幸いです🙇

引き続きよろしくお願いします!

 

 

 

タスマニアの自然も、私の心の癒しです(*^-^*)

 

 

★最後まで読んでいただきありがとうございます★

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