🌱以前の【街なかの野鳥記事】はコチラ↓↓
冬のタスマニアは、すっかり雨続き。
季節は違えど、日本の梅雨と時期が被ってて、不思議な感覚です。
ただ、日本の梅雨とは違うなと思うのは、シトシト雨が降り続けるというより、ザァーっと降っては止み、青空が見え、またザァーっと降るような感じ。
この土日は特に雨脚が強く、家にこもりながら「野鳥はご飯食べられとんやろか」とか考えてました。
雨が上がった時、すずめさんが ふと窓の外を見ると、近くの木に3羽のワライカワセミが!
窓から双眼鏡で観察したところ、枝から降りて、しばらくすると戻ってくるという行動を繰り返しているのに気づきました。
枝に戻ってくるも、何かを食べている様子はなく、餌とりに苦労しとんかな?と、すずめさんと話していました。
窓からは、地面に降りてからの姿がちょうど見えなかったので、いざ、出向いてみることに!
☔☔☔
双眼鏡とカメラを携えて、気配を消して、目的の木の辺りまでゆっくーーーり近付く。
地面に降りてきて獲物をとって、その場で食べてから枝に戻るというのが、ルーティンだったようです😆
枝や、近くの木製フェンスから地面をジーっと見つめて…
/じーーーー…\
地面に降りてから獲物をとる。
↑のコは、ミミズ等の土の中にいる虫を獲っているようでした。
思いのほか虫が長かったようで、なかなか抜けず大変そうでした😂
地面に降りる度に虫を獲って食べていたので、すごいなぁーと感動。
同時に、木があっても、周りをどんどんコンクリート等で覆うことによって、虫たちの棲息地が減り、それを捕食するワライカワセミの棲息地も減るんやなぁと。
こないだのキバタンの記事でも書いていましたが、元々ある土壌をコンクリートで覆ったり、ゴミなどで汚染してしまうことが、どれだけの生きものに影響を及ぼすのか、再び考えさせてもらいました。
🌱【キバタン記事】はコチラ↓↓
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本やインターネットからワライカワセミの情報を得ることは出来ますが、実際に自分の目で観察すると、一羽一羽の個性とか、本にはないものが学べる気がします。
百聞は一見に如かず、みたいな感じ。
ほんで、皆こんなにも一生懸命生きてて、愛おしいんやなーって。
自分ら人間が好き放題し続けたらこのコらの生活奪ってまうんやなって。
いろんな気持ちになります。
外に出て、自然の姿に触れることって、めちゃくちゃ大事な環境教育なんやろなって思います。
ネットの普及で色んなものを知れてしまう、今を生きている子どもたちには、特にこの感動を味わってほしいです。
もちろん、距離感は保ってね!動物たちにストレスをかけないよう配慮することが大切です😌
自然の中で野生のままの姿を知ってもらえると嬉しいよな!
多様性の大切さは授業で学ぶけど、一羽一羽、一匹一匹に個性があって、一生懸命生きてて、大切にすべき命なんやってことは、実体験の方がより深く感じられるんやないかな。
お食事が終わってリラックスモード?
短い観察でしたが、色んな表情や行動を見ることが出来て、すごく嬉しかったし、可愛かった!
ほんなら!
真正面からが可愛いんです…💖