こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです!
職場までの移動中、このような光景を見かけました。
お分かりいただけるだろうか…
ココは通勤路の交差点付近にある中央分離帯で、草が生えています。
分かりにくいですが、この写真内に、2羽の鳥が写っています。
車で横を通り抜ける瞬間に、車内の助手席側から撮影。
さながらパパラッチのようでした
1羽が道路沿いキリキリの所でぺトンと地面に座り、もう1羽はジッと立っています。
実はこの光景、2週間くらい前から、毎日見かけています。
ズグロトサカゲリ(Masked Lapwing)というこの鳥は、オーストラリア・ニュージーランドに棲息しています。
ケリの仲間で、ケリらしく「ケケケケ」という鳴き声をしています。
海岸や農耕地に棲息していますが、市街地でもよく見かけます!
見ない日は無いし、鳴き声を聞かない日は無いほど!
オーストラリアでは、身近な鳥として知られています。
近頃見かける光景に、もしや…?と調べてみたところ…
恐らく現在、抱卵の真っ最中!🐣
繁殖場所として、公園や駐車場などを利用する様子がよく確認されているとのこと。
写真のコ以外にも何羽も抱卵中っぽい様子を見かけるけど、ホンマに街なかに多いんよなぁ。逆に自然保護区とかではあんまり見かけへんかも
住宅地に囲まれているものの、住人の方の姿が見えると、立っている方のコが翼を広げて威嚇する様子も。
パートナーの抱卵を懸命に守っているんかなぁ、と、ハラハラしながらも感動…😭
車には反応を示さないので、道路脇での生活が長いように感じました。
🦆🦆🦆
道路脇の出会いとしては、2日前、別の動物にも驚きました!
それが、コチラ!
またもや、交差点付近の中央分離帯。
分かりにくいですが、写っているのは、全てウサギです!
この町を訪れたのは一昨日が初めて。
町なかの結構大きな交差点沿いに、沢山のウサギたちの姿が見られ、ビックリ!
草地の横に木がモサモサと生えているので、身を隠したりもしていそうです。
子ウサギも数羽見かけました。
身近にいるよ、野生生物
ズグロトサカゲリは巣の中で子育てをしません。
孵化後、歩けるようになった雛たちは、自力で餌を探しながら育ちます。
道路脇での暮らしは、まだ幼く飛べない雛たちにとって、危険がいっぱい。
ウサギたちは、追いかけ合って草地をダッシュする姿もよく見られ、誤って道路に出てしまうのではとドキドキしました。
ウサギに関しては、職場にこの町に住んでいる子がいるので、本日聞いてみました。
すると、
「知ってる!ラビットアイランドやんね?有名やよ!」
と、地元では“島”認定されているようで…!?
いるとわかってても、もしものことは起こり得ますが、それでも「この辺りに動物が暮らしてる」という意識は大切。
地元の人たちから認知されているようで、少し安心しました(イヤ、不安はありますが…!)。
なぜ人と生活圏を共にしているのか、種によっても個によっても理由は様々だと思います。
ただ、共通して言えるのは、「人の行動ひとつで犠牲になる」可能性があること。
市街地の動物たちは、人間活動が常に隣り合わせ。
この度見た動物たちは、車道と隣接しているため、ロードキルの危険性が大変高いです。
市街地には、人間以外の暮らしも営まれている。
他生物の存在を考えながら生活することが、彼らを守ることに繋がるんじゃないかな、と思います😌
彼らを刺激しないなどの配慮も大切やね!子育て期は特に!
タスマニアに限らず、日本でもどこでも、身近に生きものたちの暮らしはあります!彼らに思いを馳せつつ、日々を送っていただけますと嬉しいです♪
おわりに
ケリさんたちはこれから子育て(見守り?)が始まります。
雛たちが穏やかに、安全に、のびのびと成長していけますように✨
私たちも、気を付けてタスマニア生活を送っていきたいなと思います♪
寒い中でも、季節は移ろっているなぁと、生きものたちから感じます。
季節の巡りを感じられる幸せを、噛み締める日々です🌸
★最後まで読んでいただきありがとうございます★
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