必死のパッチでエコライフ!

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【オーストラリアの動物】発酵熱と鳥のイイ関係?


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こんにちは、オーストラリアでワーホリ中のすずめです!

 

現在、動物の保護施設にて、住み込みボランティア中です。

 

 

🌱前回の野生動物関連記事はコチラ!↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

 

 

 

お世話になっている施設は森の中にあり、多種多様な生きものたちとの出会いがあります。

中でも、ほぼ毎日出会うのが、コチラ!

 

 

 

 

 

 

ブログで度々登場する、ヤブツカツクリ(Bush Turkie)さんです😃

 

 

施設周辺のヤブツカツクリ

朝、寝泊まりしているキャラバンを出ると、まず最初に見かけるのがヤブツカツクリ。

それから、ディンゴたちのごはんタイムに行くと、いつの間にか獣舎側をウロウロ。

その後、キッチン(屋外)で朝食を摂っていたら、周りをトコトコ。

 

 

 

今朝のヤブツカツクリさん。

「おはよー」と声をかけると、一瞬こっちを見上げました

 

 

 

そんな彼らは、地面を掘っていることが多いです。

 

脚で上手に落ち葉を払い、ひたすら土を掘り掘り。

掘っては「何かないかな~」と探し、何か見つけては素早くついばんだり。

 

 

 


www.youtube.com

 

 

 

よく掘る場所の土は、耕したかのようにフカフカ

土はサラサラ。

雨が降っても、すぐに雨水を吸収しています。

 

 

 

よく掘る場所は地面が窪み、たまに私が はまったりします😂

 

 

 

現在この辺りは乾季と雨季のはざまで、雨は降るけど、まだ水が貴重な時期。

彼らのおかげで、森に雨水が行き渡りやすくなっているかもしれません😊

 

 

 

ヤブツカツクリと発酵熱

さて、そんな彼らの「掘る行為」ですが、採食以外にも目的があります。

それが、お名前にもなっている、“塚※を作ること”

※土を小高く盛り上げたもの

 

脚で落ち葉や土などを堀り集めて出来る塚は、直径4m、高さ1m以上にもなるとか😲

 

 

この巨大な塚は、彼らの巣になります。

ただ、この上に座って卵を温める…というワケではなく。

 

なんと、落ち葉などが分解される過程で発生する『発酵熱』で卵を温めるのだそう!!

卵を中に埋め、親鳥が塚内の温度を確認しながら、見守るようです。

 

 

 

発酵熱というと、近年利用者が増えているコンポスト(生ごみや落ち葉などの有機物を、微生物の働きにより発酵・分解して堆肥化する)において、とても大切な働きです。

 

発酵熱を利用した農法や暖房機能としても注目されています。

 

因みに私は発酵食品が大好きです

誰も聞いてへん

 

自然に還る過程で発生する熱を利用するのは、サステナブル

そんな発酵熱を子育てに利用しているヤブツカツクリ、凄いですね😲

 

 

 

おわりに

自然の力・発酵熱のおかげで、ヤブツカツクリたちは世代を繋げる。

彼らのおかげで、塚に使われた落ち葉などの有機物は森の栄養になる。

 

生きものたちは、いろんなところで繋がり合って、生かし合って。

自然界のいろんなことを知っていて。

学ぶことが本当に多いなぁと、日々感動✨

 

彼らからもらった暮らしのヒントを、生かしていきたいものです😊

 

 

それでは♪

 

 

★最後まで読んでいただきありがとうございます★

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