こんにちは、オーストラリアでワーホリ中のすずめです!
現在、クイーンズランドの動物保護施設でボランティアをしています。
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本日は、施設周辺で見かけるトカゲのこと。
オオトカゲとの出会い
初めての出会いは、突然。
お手洗いに行っていたヤマセミさんが、慌てた様子で私を呼びました。
彼女が必死に呼ぶときは、困った事が起きたか、生きものを発見したか。
小声で、早く来てほしいけど、静かに来て…といった無理難題を要求するヤマセミさん。
こりゃ後者やな…と、忍び足で向かうと、木を見るよう促すヤマセミさん。
恐る恐る木を見上げたところ…
/見つかっちゃった\
Soooooooooooo
big!!!!!!!!😲
1mは超えるであろう、大きなトカゲさんが!!!!
一瞬ワニかと思いました!!
本土には大きなトカゲがいるとのコトで、タスマニアを出る前からワクワクしていた私たち。
その迫力と、美しさと、カッコよさと…まぁとにかく色んな感動で、しばし見惚れてしまいました😍
このトカゲさん、レースオオトカゲ(Lace monitor)といいます。
ヤマセミさんがお手洗いにいるとき、すぐ側の木を登っていったのだそうです。
レースオオトカゲって?
オーストラリア東部に分布する彼ら。
130~180㎝ほどの、国内では2番目に大きなトカゲです。
主に昼行性で、昆虫や爬虫類、小さい哺乳類、鳥や鳥の卵などを食べます。
動物の死骸も食べます。
“森の掃除屋さん(スカベンジャー)”の役割も担ってるんやな!
地表と樹上、両方で生活する、半樹上性。
熱帯雨林や森林が主な棲息地ですが、都市部周辺でも見かける、地元では結構身近なトカゲとなっています。
卵をシロアリの巣(アリ塚)に産み、孵るまで守ってもらうのだそう!
樹上の戦い
私たちが初めてオオトカゲを見た数日後、ディンゴの獣舎脇の木で、再び見かけました。
(同じコかはわかりませんが)
気付いたのは、キッチンにいた時。
キッチンは外にあるため、周辺の音がよく聴こえます。
獣舎がある方向から、数羽のワライカワセミの鳴き声がしました。
ただ、よく聞く「ワハハハハ…」というものではなく、何というか、必死さのようなものを感じました。
毎朝・夕に、キッチン横の木へとやってきます。
ルーティーンなのかな?
あまりの声の激しさに、ビックリの私たち😲
ディンゴたちに何かあったのでは!?と見に行きました。
獣舎近くに行くと、3、4羽のワライカワセミたちが、1本の木の枝に向かって、交互に攻撃のようなものを仕掛けています。
正面の木の上の方です
何があるんやろ?と、各々、望遠レンズと双眼鏡で見てみると…
お分かりいただけるだろうか…
保護色過ぎて木と同化してますが
オオトカゲさんがいらっしゃいました!!
ワライカワセミたちのアタックに、時々顔をそらしつつも、動かないオオトカゲ。
その内、ワライカワセミたちは諦めたのか、森の中へと飛んでいきました。
彼らの縄張りだったのか、近くに巣があったのか…私たちにはわからない事情があるようでした
因みに、それから3日経った今日も、オオトカゲの姿は変わらず木の上に。
私たちが見ていない時間に木を降りているのか?
ずっと動いていないのか?
私たちには分かりませんが、オオトカゲにとって居心地の良い木のようです🌳
いろんな木があるとイイね
今回のオオトカゲとワライカワセミのやり取りを見ながら、動物と木の繋がりを、改めて感じました。
森の中での生活を始めて10日ほど経過し、「このコはこの木なのね」という、なんとなくの縄張りや好む場所が見えてきています。
種類の多様さだけでなく、高い木や低い木。
枝が大きく張ってたり、葉がたくさん茂ってたり。
いろんな木があって、それぞれの木に寄り添う動物たちの暮らしがあります。
下にあるのはお手洗い
諦めたワライカワセミたちは、別の場所を見つけられたのでしょうか。
時々、森の奥から声が聞こえてきます。(彼らかはわからんけど)
動物たちも私たちと一緒で、引っ越しもするだろうし。
居心地のいい場所で暮らしたいだろうし。
雨風を避けたり、暑さ寒さを防いだり。
時々、場所を取り合ったりもするけど。
森に多種多様な木があることで、動物たちの暮らしは豊かになります。
もちろん、木だけやなくて、草や岩、土、水辺、他の動物たちetc…全部大事やけどな!
施設のオーナーさんは、プロパティ全体の自然環境も大切に守っています。
これからもきっと、たくさんの野生動物たちが暮らしていくんだろうな、と思っています😊
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