こんにちは、オーストラリアでワーホリ中のすずめです!
現在、野生動物の保護施設にて、住み込みボランティア中です。
さて。
昨朝、雨が降りました!!👏
昨日の明け方、キャラバンで寝ていたら、天井をパラパラ…と叩く雨音が。
ん?ヤモリ?と思いながら目を覚ますと(彼らの足音がよく聴こえるんです😂)、いつもと違う空気の匂い。
キャラバンの窓は網戸にして開けっ放しなので、外の匂いが入ってきます。
雨の日は、この森はこんな匂いになるんだ!と感動しつつ、ディンゴのごはんタイムに向けて、ゴソゴソ準備を始めるのでした。
因みに、雨を含んだ森の地面はフカフカしてました🍂
初めての熱帯性気候
なぜ、雨に騒いでいるのかというと…
施設がある地域は、“熱帯性気候”。
1年通して日本ほどの寒暖差は無く(年中 気温は高め)、乾季と雨季に分かれています。
これまで乾季・雨季が明確な地域に住んだことのない私。
(以前住んでいたタスマニアは、日本に近い季節区分でした)
ここに来たばかりの頃は乾季で、日差しが強く、昼夜通して暑く、雨の気配は無いけど、湿度が高め。
11月過ぎてから雨季に入ることが多いと聞いていて、どんな感じなんやろ?と気になっていたのです😃
3日程前から雲が姿を見せ始め、湿度は更に増し、もしや…?と思った矢先の雨でした。
もちろん自然のことなんで、「はい!今日から雨季ね!」なんてスパッと変わるもんではないと思いますが
生活水は、雨頼み
ここの施設に来てから、“水”について考えることが多いです。
施設は森の中にあり、生活水は雨水。
乾季はとにかく雨が降りません。
というワケで、施設の暮らしは、とにかく水が大切です。
オーナーや私たちもですが、なにより、施設に暮らすディンゴや爬虫類たちにとって大事な水。
他者のためにと、水を譲り合う気持ちが必要です。
水って大事だよね!
自分だけの水じゃないもんね!
と言いつつも、水に困らない環境に住んでいると、今のような意識までは生まれず。
雨が多い地域で暮らしてきたこともあって、余計に。
(もちろん節水は心がけてきましたが!)
災害による断水を経験したことはありますが、ありがたいことに1日で復旧しました
1ヶ月ほど車中泊で旅した時も、各地に湧き水があったから、「水が無い!」って困らへんかったもんなぁ
ここでの暮らしは、水が枯れることは無いながらも、「いつか無くなるかも」という緊張感と、「私だけのものじゃない」という配慮の心を抱かせてくれています。
近所の川には水が枯れることなく流れています。
森に蓄えられているのかな
これから本格的に雨季へと入っていく内に、感覚もまた変わっていくかもしれません。
でも、この数日の気持ちを忘れたくないな、と思います😌
森の生きものたちと水
施設に来た初日、オーナーさんから、スズメバチの話を聞きました。
キッチンが外にあるのですが、シンクや洗ったお皿に、たくさんの小さなスズメバチがやってきます。
オーナーさん曰く、「彼らは雨が少なくなると、水を求めてキッチン周りに来るみたい。雨季になったらいつの間にか居なくなってるよ」とのコトです。
コチラが何もしなければ、何もしないよ、とも。
(万が一刺された時はコレを使ってね、と念のためファーストエイドも教えてくれました)
/お水あるかな~\
私たちが飲んでいるグラスにやってきて、水をちょこっと飲んで飛んでいったり。
手が濡れていると、水滴を舐めに来ることも😊
すっかり施設での暮らしの一員となっている、ハチさんたち。
それが、昨日の雨の朝は、ぱったりと姿を見せず。
雨が上がってからも、やってきませんでした。
どこかでお水を飲んでるのかねぇ、と、ヤマセミさんと2人で話してました。
因みに、今日はこの辺りは雨が降っていないので、キッチンで元気に活動中です🐝
おわりに
乾季から雨季への変わり目を体験している今。
これからどんな風に季節が移り変わっていくのかなぁ…と、楽しみです😌
(雨の日は偏頭痛に悩まされることもありますが…)
日本でもオーストラリアでも、いろんなところに行ってきたけど、長い時間を過ごした場所ほど、文化や自然環境、人や生きものたちの暮らしを肌で学べている気がします。
雨季は、旅行にはあまり向かないようですが、この時期ならではの体験をできればイイな、と思います😊
それでは♪
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