こんにちは、オーストラリアでワーホリ中のすずめです!
現在、野生動物の保護施設にて住み込みボランティア中です。
本日は、私たちがお世話になっている施設「Wildlife Surrounds」について!
Wildlife Surroundsって?
クイーンズランド州の都市・タウンズビルから車で50分ほど南に位置する、この施設。
森に囲まれた環境で、ボウリング・グリーンベイ国立公園に隣接しています。
現在(2023年10月時点)は4頭のディンゴ、2匹のヘビ、3匹のトカゲが飼育されています。
オスティン(8才・オス)
施設のオーナーは、シャキーラ・トッド(Shakira Todd)さん。
幼少期から動物が大好きだった彼女は、大学では動物学を専攻。
卒業後は動物園、野生動物の保護団体、サンクチュアリで勤務し、7年前にWildlife Surroundsを設立されました。
動物たちの安全のために施設全体はフェンスで仕切られており、勝手に立ち入ることは出来ません。
また、獣舎の周りには多様な野生動植物が生息しています。
ディンゴの獣舎
動物たちが不特定多数の人の目に触れられるストレスを感じず、自然の中で過ごすことが出来る環境になっています😊
施設には獣舎の他、オーナーさんの住居やお客さん用のキャラバンなどがあり、全てオフグリッド(電気・ガス・水道などを自給自足すること)。
周りに町や村は無いため、夜になると真っ暗です。
🌱施設内の詳細はコチラの記事でご紹介しています!↓↓
どうしてディンゴ?
数千年前(諸説あり)に大陸からやってきたディンゴは、現在、法律上で“オーストラリア固有種”とも“野犬”ともされており、複雑な立ち位置です。
家畜などの動物を食べるとして、“Pest(害のある生物)”と見なされてもいる彼ら。。
保護すべきか、殺すべきかという議論が続いています…
オーストラリアでは、ディンゴに限らず、固有種か否かで野生生物への見方が大きく変わることが多いです💦
オーナーさんは、ディンゴを保全し、共存すべき動物であることを伝えるため、この施設を作られました。
ディンゴに対する理解を深めようと、施設運営の他、環境教育や調査研究など、様々な活動をされています。
野生動物を一時保護して、放獣することも!
施設では大学生の研究を援助したり、私たちのように世界各国からのボランティアを受け入れています。
また、先日のブログでご紹介したマグネティック島にて、海外の大学の学生に向けた教育プログラムを受け持たれたりと、施設外での活動もされています。
🌱マグネティック島についてはコチラ!↓↓
おわりに
オーナーさんは、ご自身の生活や活動全てを動物たちに捧げておられます。
そんな、大切な想いのこもったWildlife Surrounds。
自然の中で穏やかに過ごすディンゴたちの姿から、社会の見方が変わっていくとイイな、と思います✨
オーナーさんに事前連絡をして施設案内をしてもらうことは可能ですので、興味のある方は、是非立ち寄ってみてくださいね😊
オーナーさんもWelcomeされてます♪
それでは♪