こんにちは、ヤマセミとすずめです!
現在、南アフリカにてボランティア中です。
🌱前回のアフリカ記事はコチラ!↓↓
ボランティア先での活動が5日経過しました。
バタバタと慌ただしくも、学びある日々が続いています✨
本日は、そんなボランティア施設のこと!
どんな施設?
私たちがお世話になっているのは、「CENTRE FOR REHABILITATION OF WILDLIFE (C.R.O.W.)」。
野生動物の保護・野生復帰を目的とした非営利団体です。
南アフリカの大都市・ダーバンの郊外に位置し、自然保護区と隣接しています。
歴史は古く、野生動物の救護センターとしては南アフリカ最古。
1977年、ある自然保護活動家の女性によって始まりました。
(最初はガレージだったそう!)
多くの市民や団体の支援を得て、現在に至ります。
リハビリ用獣舎の一部
環境教育施設
プロパティ内は木々に囲まれており、事務所、クリニック、獣舎、環境教育施設、職員の住居やボランティアの宿泊所などがあります。
物干し竿にやってきた野生のハダダトキ。
いろんな野生動物との出会いも😊
スタッフは?
主なスタッフは、獣医師、動物看護士、飼育員、地元のボランティア、国際ボランティアなど。
命ある現場なので、24時間365日活動しています。
私たちは国際ボランティアにあたります!住み込みで、週5日、1日の活動時間は今のところ7~8時間ほど😃
年末年始はどうしてもボランティアの参加が少なくなるようで、国際ボラに関しては現在は私たちだけみたいです
人手不足気味も相まって、バタバタな毎日ですが、学び多くとても充実しています🍀
活動内容は?
年間4000匹以上の傷病鳥獣を受け入れているC.R.O.W.。
現在、施設には、鳥類や爬虫類、サル、アンテロープ、肉食哺乳類など、他種多様な野生動物たちが暮らしています。
市民が傷病鳥獣を保護して施設に連れてこられる他、連絡を受けて現場に行くなど、様々。
ほぼ毎日、野生動物の保護が行われています。
これまでバーベットモンキーとハダダトキの保護に同行させていただきました!スタッフさんの対応の素早さはホンマに凄い😲
1日の大半は給餌や獣舎・ケージのお掃除、翌日のごはんの用意。
動物たちが出来るだけ恐怖を感じないよう迅速に。
快適に、健やかに過ごせるように。
そしてなにより、彼らが「野生」を失わず自然界に帰れるよう心がけています。
動物たちが人に馴れたりストレスを感じないよう
リハビリ用の獣舎には目隠しが。
覗き穴から様子をこっそり観察します
因みに、ごはんの用意で出た野菜くずなどは、コンポストとして、プロパティ内の畑で使用しています。
収穫物は動物たちのごはんになり…と、素敵な循環に😊
その他、子どもたち向けの環境教育や、広報など、活動は多岐にわたります。
数日を終えて
以前お世話になったオーストラリアの施設は、野生復帰の活動もされていましたが、私たちがいた頃には終生飼養の動物たち(野生に戻すことのできない動物たち)のみが暮らしていました。
現在の施設にいるほとんどの動物たちは、野生復帰が目標。
動物たちとの距離感やリハビリ方法など、終生飼養とは違った形に、日々学びの連続です😌
また、何より、傷病鳥獣と向き合う世界です。
とても辛い瞬間が少なくありません。
今は上手く文章にすることができないのですが…
本当に、過酷な現場です。
塞ぎ込んでしまいそうになりますが、私たちがなんとか頑張れているのは、懸命に生きる動物たちの存在、そして、スタッフの皆さんの優しさがあるから。
スタッフさんたちは、明るく、前向きに救護の現場と向き合っておられます。
内心はもちろんわかりません。
ただ、今も助けが必要な動物たちがたくさんいて。
今できる最善を尽くすため、声をかけあい、支え合いながら頑張っています。
ここにいる動物たちの傷病の多くは、人間活動に起因しています。また別の記事で紹介させていただきますね
この施設では、あと1週間お世話になる予定。
動物たちが無事、野生へと戻れるよう、これからも私たちにできることを頑張ります。
そして、日本の未来に繋げられるよう、学んでいきたい所存です😌
それでは♪
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