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【アフリカの動物】コザクラインコの“野生”を知って


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こんにちは、アフリカ大陸にて2人旅中のすずめです!

 

現在、南アフリカにてボランティアをしています。

 

 

🌱前回の動物記事はコチラ!↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

 

今回は、ナミビアの固有種・コザクラインコについて!

 

 

 

コザクラインコとの思い出

 

野生のコザクラインコ

 

 

 

私は、過去に実家でコザクラインコを飼っていました。

カナリアが亡くなった数か月後、保護鳥として我が家にやってきました。

 

🌱カナリアについてはコチラの記事でご紹介しています!↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

とても可愛くて可愛くて。

勉強中の私の服に潜り込んで眠ったり、鼻歌に合わせて鳴いたり、私の思い出には、あのコがたくさんいます。

 

うちに来た時の正確な年齢はわかりませんが、出会ってから20年近く生きました。

飼育下のコザクラインコとしては、とても長生きだったそうです。

 

 

 

そんなコザクラインコが本来暮らすのは、アフリカ南西部のナミビア共和国

この度、アフリカを訪れる機会を得たので、もしかしたら野生の彼らに出会えるかも?と思っていました🐦

 

 

 

ナミビアコザクラインコたち

そんな、思い出深いコザクラさんとの再会は、ナミビア到着後すぐ。

空港から出た瞬間、懐かしい声が!😲

 

見渡すと、何羽ものコザクラインコたちが、元気に飛び交っています✨

 

それからというもの、ナミビアにいる間は本当によく見かけました。

 

元気いっぱい羽ばたく彼らの姿に、思わず涙が…🥺本当に美しかったです

 

ナミビア内ではメジャーな鳥さんで、割とどこにでも暮らしているようですが、主な棲息地は半乾燥地帯の高地なのだそう。

 

 

 

コザクラインコの暮らし

とある岩山を訪れた時のこと。

 

コザクラインコたちは、多種多様な野生動物たちと共に暮らしていました。

 

 

 

仲睦まじいカップルを眺める図…?

 

 

 

7~8羽くらいの群れで行動していたコザクラさん。

よく通る高い声で、仲間たちとコミュニケーションを取り合っていました。

基本的に1本の木や岩場でまとまって行動しているようでしたが、たまに別々になることも。

でも、すぐに呼び合って合流していて、微笑ましかったです🥰

 

 

 

 

 

 

2羽でぴっとりとくっつきあって、甘え合っている様子もチラホラ!💖

1羽がもう1羽の頭をツンツンしたり。

常に一緒に移動したり。

 

 

鳥業界(?)では有名ですが、コザクラインコはパートナーへの愛情が深いということから“Love Bird”と呼ばれています。

 

彼らが特別に愛情深い種なのかは、わかりませんが…

ペアのコたちを見ていると、なんだかとても幸せそう😊

 

 

 

 

ピトッとくっつきあうと、ウトウト💕

Kawaii…)

 

 

 

そんな彼らの主食は種子。

くちばしで器用に皮を剥く様子は、お見事!😆

 

 

 

 

クロバットなお食事😂

 

 

 

1本の木の上で、いろんな枝に移動しては食べて、と、食べたい木の実を選んでいるような感じで。

私にはおんなじ実にしか見えなかったけど、彼らには彼らの好みや気分があるようでした😊

 

 

 

コザクラインコと他の動物たち

他の野鳥とやり取りをする様子も!

 

2本の木に数羽のコザクラインコとハジロテリムク(ムクドリの仲間)が止まっていたのですが。

急にお互いがざわざわ鳴き始めたと思ったら…

 

とある岩肌にコザクラさんたちが移動し。

それを囲むようにムクさんたちも止まりました。

そこからは何やらピリピリとした雰囲気で。。⚡

 

 

 

 

 

 

コザクラさんたちは岩肌の穴を守っているように見えました。

しばらく鳴きあい合戦が続いたのですが、じきにムクさんたちはどこかへ…

 

 

 

 

 

 

実は前日、この穴に2羽のコザクラさんが入っていくところを見まして。

彼らの巣だったのかもしれません。

それを、群れのみんなで守った、ということなのかしら🤔

 

聞いてみないと分からないことですが、絆の強さを感じました。✨

 

 

 

野生を知って思うこと

木から木へ、岩から岩へ、仲間たちと共に自由に飛び回るコザクラインコ

こんなに力強く、空高く飛べる鳥なんだと、

こんなに仲間たちとの絆が強い鳥なんだと、初めて知りました。

 

 

 

 

 

 

我が家のコザクラさんは、特に父と私に馴れていました。

家に人がいる時は、出来るだけケージ外で過ごせるようにしていたのですが(寝てるときと朝は別です)、どちらかにピッタリとくっついていました。

 

私たち家族が家にいない時、コザクラさんはケージの中でひとりぼっちで。

どんなに寂しくて、心細かったことでしょう。

 

 

 

 

 

 

また、我が家のコザクラさんは、時々爪を切る必要がありました。

爪切りの協力をしてくれるコでしたが、彼にとって心地いいことではなかっただろうな、と想像します。

 

岩肌や木の枝を歩き回る、野生のコザクラさんたち。

彼らの爪は、そんな暮らしの中で、整えずとも良い長さを保てているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

野のものは野に。

 

やはり、彼らの居場所は、彼らが本来暮らす棲息地で。

私たち人間には、それ以上のものを彼らに提供することは出来ないんだと思います。

 

 

 

おわりに

今回のコザクラインコたちとの出会いは、野生動物が“野生のまま”生きることの大切さを、改めて教えてくれました。

 

好きな仲間たちと一緒に、好きな枝で休んで、木の実を選んで、巣を作って、パートナーを見つけて。

あの岩山のコザクラインコたちが、これからも自由に暮らしていけるよう、願っています😌

 

ペット大国と呼ばれる日本。国内外の多種多様な動物が簡単に手に入るようになっていますが…このままでいいのでしょうか

場合によっては「外来種」として厄介者扱いされてしまうことにも繋がる。みんなでこの社会を見直していけるとエエな

 

 

 

★最後まで読んでいただきありがとうございます★

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