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【QLD】ディンゴとの付き合い方を学ぼう!【ボランティア体験記②】


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こんにちは、オーストラリアでワーホリ中のすずめです!

 

現在、野生動物のボランティア施設にてお世話になっています。

 

 

🌱前回のボランティア関連記事はコチラ!↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

 

現在、保護施設ではディンゴと爬虫類たちが保護飼育されています。

 

保護されたり駆除されたりと、難しい立ち位置にいるディンゴ

 

本日は、施設における、彼らとの付き合い方のファーストステップについて🐕

 

 

 

 

施設のディンゴたち

施設には4頭のディンゴが暮らしています。

現在5~8歳のオス2頭とメス2頭。

幼獣の時に保護されました。

 

ディンゴの保護飼育下での寿命は20歳くらいだそうです!

 

みんな性格ははっきりと違います。

活発で好奇心旺盛だったり、おとなしかったり、様々。

 

まだ短い時間しか一緒に過ごしていない私達にも、彼らの個性が伝わってきます。

改めて、生きものたちはみんな、種である前に個なんだなぁ…と感じています。

 

 

 

ディンゴとの距離感

私たちはこの2日間、給餌の方法と彼らとの距離感について学んでいます。

 

最初は、獣舎の外で、獣舎からもある程度の距離をとって、ご挨拶の時間。

彼らに私たちの存在を知ってもらうこと・私たちが彼らを知ることが必要なためです。

 

彼らの気持ちに私たちが寄り添えるよう、彼らの行動一つ一つにどんな感情が込められているのか、オーナーさんに教えてもらいながら、観察します。

 

彼らが出来る限りストレスを感じず、少しでもリラックスして過ごしてもらうために、大切な時間です♪

獣舎に入っての作業の際、私たちとディンゴ、お互いに安全に過ごすためにも必要なことやで😆

 

その後は給餌ですが、1頭ずつ方法は異なり、また、ディンゴたちそれぞれの様子を見ながらになります。

 

オスのディンゴ・ジンバは、とても警戒心が強く、オーナーさんは1年近くかけて信頼関係を築かれたそう😲

 

 

 

左の黒っぽいコがジンバ

 

 

 

ボランティアさんには彼のお世話はお願いしていないようで、私たちも獣舎の外からご飯を渡す形をとっています。

獣舎の外には「ここに座って観察してね」という決まった場所があり、私たちは作業後にここで、静かにディンゴたちとのコミュニケーションの時間を過ごしています。

 

 

 

 

 

 

静かな観察時間は、ディンゴたちの性格のほか、周囲の環境への興味やそれぞれの仲の良さなど、たくさんのことが見えてきます😊

 

 

 

ディンゴのストレスを減らすために

距離間はもちろんですが、重要なのは、彼らを刺激するような行動をとらないこと

ディンゴたちにとって、人がしゃがむ行為は、臨戦態勢に感じ取られやすいのだそうです。

距離を取っていたとしても彼らに不快感を与えてしまうため、立つかお尻をつけて座るようにしています。

 

 

人里から離れている環境のため、人はオーナーとアポを取られた方以外は来られません。

プロパティ自体もフェンスで囲われています。

(監視カメラも付いています📹)

 

また、獣舎はワラビーなどの動物たちは入れないような作りになっているので、動物保護において防ぐべき “野生動物との接触事故” (野生動物を傷つけるor野生動物に傷つけられる)は起こりにくくなっています。

 

 

ディンゴたちが穏やかに過ごせるような環境づくりをしながら、彼らを知ってもらえるよう頑張っておられるオーナーさんからは、ディンゴたちへの温かな愛を感じています。

きっと彼らにも届いているんだろうな、と思います😌

(もちろん、爬虫類たちにも!)

 

 

 

おわりに

この、ディンゴたちとの時間を慎重に過ごしている2日間。

 

野生動物たちの“”としての生態を知ること

野生動物たちの“個性”を尊重すること

 

の大切さを改めて学んでいます。

 

新しいことの連続にワクワクしながら、これからも私たちに出来ることを頑張っていきたいと思います!

 

それでは♪

 

オーストラリアにおけるディンゴの詳細については、また追々ご紹介させていただきますね!

 

 

★最後まで読んでいただきありがとうございます★

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