こんにちは、すずめです!
🌱前回の関連記事はコチラ!↓↓
1月末まで、南アフリカ共和国にいた私たち。
Work Exchange※を利用して、2週間ほど、とあるオーガニック果樹園にいました。
※一定時間働く代わりに、住居や食事を提供してもらう制度
広大な農村部の中にある、オーナーさんのお家。
そこには、広いお庭がありました。
そのお庭が素敵だったので、ご紹介したいなと思います😊
生きものが訪れる庭
お庭には、いろんな種類の草花や樹木が育っていました。
植物は規則的に植えられている様子はなく。
長い年月を生きてきたのだろう、大木や高木も。
オーナーさんが生まれる前に植えられた木、オーナーさんが大きくなってから植えた木、自然に生えた木など、いろいろなんだと思います。
そんなお庭を歩いていると、毎日、様々な動物たちとの出会いがありました🌸
★昆虫や爬虫類を撮影する機会が少なかったので(驚かさないよう、基本的に望遠レンズを使っていたのですが、望遠では撮影が難しかったのです💦)、ご紹介するのは鳥類が多めです!
アフリカヒヨドリさん(Common bulbul)。
救護施設にリハビリ中の幼鳥がいたので、
元気に暮らす姿がなんだか嬉しかったです
食事中のムジハイイロエボシドリさん(Grey go-away-bird)。
鳴き声が「Go away(あっち行け)」に聞こえるからだとか。
そうは聞こえませんが、とりあえずキュートな声でした!
エボシドリは南アフリカの硬貨に描かれています💵
アフリカオオヤスデさん(Giant African millipede)。
お庭でトコトコ歩いているのをよく見かけましたが、
私たちのお部屋のルームメイトでもありました😊
ヤスデは森の分解者と呼ばれています
アフリカサンコウチョウさん(African paradice flycatcher)。
日本で初めてサンコウチョウに出会ったのは、
森づくり活動で訪れた暗い人工林。
人工林も生きものの棲みかであることを忘れず、
活動に取り組もうと胸に刻んだ、大切な思い出です
お庭には、レモンなどの果樹もぽつぽつと生えています。
果樹にも、いろんな動物たちの姿がありました。
お料理中や農作業中、オーナーさんはよく「無駄なんてないよ」とおっしゃられます。
自然と落ちた果実に、鳥や虫たちがやって来るのを見ていると、その言葉の意味がより心に響きました。
落ちた果実をついばむゴシキドリさん(Crested barbet)。
同じく、救護施設にもいました。
枝に生っている果実より落ちた果実の方をよく食べてました
様々な種類の植物があって、様々な大きさや形をしている。
生え方も、他の植物との距離間や関わり方も、様々。
そんな植物たちの織りなしは、様々な野生動物たちの居場所になっていました。
日陰で休んだり、花の蜜や花粉を集めたり。
草の陰に隠れたり、葉っぱに溜まった雨水を飲んだり。
果実を食べたり、巣材を集めたり、巣を作ったり。
枝先で仲間を呼んだり、大木の下で子育てをしたり。
お庭なので、そばにはオーナーさんのお家や人工物もあります。
それらも、お庭にやって来た生きものたちの居場所です。
渡り鳥たちが羽を休める場所でもありました
オーナーさんは、生きものたちの訪れを見守りながら、自然との繋がりを感じながら、日々を過ごされていました☺
交流の庭
そんなお庭には、毎日、誰かしら人間も訪れます。
オーナーさんのご親族やご近所さん、お知り合いの方や初めての方…
お茶を飲みながらお話したり、お互いの収穫物やお料理を交換したり。
皆さんの目線の先には、お庭がありました。
「このお花が咲いたのね!」
「あの実って、今、なってる?」
と、話題になったり。
人と人が繋がり合って、支え合う。
そんな機会や時間を、お庭がつくってくれているように感じました。
おわりに
いろんなものを受け入れてくれて、与えてくれる、優しいお庭。
私たちも、毎日生きものたちとの出会いに感動して、オーナーさんやスタッフさんと一緒に作業をして、収穫をして、訪れた人と交流をして。
ここでたくさんの時間を過ごし、経験をしました。
このあたたかな場所から、たくさんのヒントをもらったように感じます。
これからの暮らしや活動に、きっと息づいていくと思っています😌
それでは♪
アフリカ・オーストラリア旅について、記事にしきれていない内容や写真がたくさんありまして😅
今後、積極的にご紹介していきたいなと思ってます~!