こんにちは、オーストラリアでワーホリ中のすずめです!
野生動物の保護施設でのボランティアを終え、ケアンズに来ています。
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今回は、ボランティア最終日の朝の出来事について😃
早朝のバードウォッチング
その日は、6時半に集合。
オーナーさんとご友人の野鳥ガイドさん、私たちで、バードウォッチングをしました。
様々な鳥たちの鳴き声が賑やかな、施設周辺の環境。
ご友人さんは、声や姿から、鳥たちのことを教えてくださいました。
さっぱりとした青空の朝でした
種名だけではなく、鳥たちの生態や、自然との繋がりを楽しそうに話す彼。
本当に鳥や自然が好きなんだなぁ、と感じました😊
施設によく訪れるFig birdさんの雌。
雄はお顔が鮮やかな赤色です🐦
観察をしながら、森の中を歩く私たち。
鳥だけでなく、様々な生きものたちのことを、オーナーさんとご友人さんから伺いました。
太古から姿を変えず存在するソテツの一種。
丸い実のようなものがぶら下がっています。
人間には有毒ですが、先住民の方々は独自に処理をして食べていたのだとか😲
色んな人の指が写り込んでいる…😂
コチラは、とある木の実から出てきた種。
ふわふわとした綿のようなものが付いていて、お布団や枕の中綿として使われていたそうです!
今よりも自然と人の暮らしが密接に繋がっていた時代があったことを、改めて実感した私たち。
日本もオーストラリアも、おんなじなんだなぁ。
そんなこんなで辿り着いたのは、滝!
オーナーさんにとってお気に入りの場所のようで、「ぜひ、入りなよ!」と進めるオーナーさん。
ご友人さんは、「いいね!」と言ったかと思うと、すぐさま服を脱ぎ始め…
思いっきり飛び込んでいきました😂
そして、オーナーさんも泳ぎ出し…
私たちは、彼らが楽しく泳ぐのを見守ることに😂😂
一通り泳いだ後、彼らは何事もなかったかのように服を着て、復路に着きました。
環境教育は、内容だけじゃない
1時間ほどの散策でしたが、自然への愛情が増す、とても素敵な時間となりました✨
あるものに夢中な人と、その人が夢中なものを共有すると、なんかイイなぁと思うことってありませんか?
そんな感じです。
私が環境教育をしていた頃、授業先の先生方に時々言っていただいた言葉があります。
「すずめ先生の自然好きが、子どもたちの好きに繋がっているようですよ」
この言葉が、本当に、本当に嬉しくて。
社会に息づく、生きものへの、
「気持ち悪いものは排除」
「外来種は悪者」「害獣だ」
等といったネガティブな意識。
そんな、生きものを排除する雰囲気に、危機感を覚えていました。
だからこそ、環境教育をする際には、自分の自然・生きものLOVEも感じてもらえたらと願って、活動してきました。
この度、オーナーさんやご友人さんが楽しそうに、愛情深く生きものたちを見つめる姿を見て、
「こんな風に私も見えていたならいいな」
と思いました😌
“多様性が大事”
“人は自然無しでは生きていけない”
それはもちろん伝えていくべきこと。
ただ、根底に、生きものたちが自然界で生きる姿を知ること。
私たちと同じように、食べたり眠ったり、仲間と暮らしたり単独行動だったり、必死に世代を繋いでいると知ることが、思いやりを育むうえで大切だと思っています。
そんな環境教育が、私の理想です😌
そしてそれは、やはり教科書や言葉だけでは学べないことだと思います。
教育現場から環境教育の機会が削減される今、とても焦りを覚えています。
この度の朝のひと時は、これからも頑張るぞ!というやる気を、改めて奮い立たせてくれました✨
🌱環境教育について触れていますので、よろしければぜひ!↓↓
おわりに
ついつい熱くなってしまいましたが…💦
なんせ、4人での自然散策は、とても楽しい時間でした😊
最終日に、これまでの施設での朝とは違った体験ができて、嬉しかったです♪
オーストラリアの自然や生きもの、環境教育の在り方、いろんなことを知り、考えた出発の朝。
たくさんの学びや経験をいただいた、施設での日々。
人生の糧として、大切にしていきたいと思います🌸
それでは♪