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母国を離れるということ【The Terminal / ターミナル】


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こんにちは、オーストラリアでワーホリ中のすずめです!

 

野生動物の保護施設でのボランティアを終え、ケアンズに戻ってきました。

 

 

 

🌱前回の記事はコチラ!↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

 

 

ケアンズへの移動は、行きと同じ鉄道。

お世話になった施設から一番近い町・Giruからの乗車です。

 

 

 

Giruはとても小さな町。

無人駅でした

 

 

 

かれこれ7時間ほど揺られました。

 

車窓を楽しみながら、思い出話に花を咲かせながらの移動。

青空の下に広がるサトウキビ畑を眺めるのも良い時間なのですが、この鉄道ならではの楽しみ方もしておこう!と思いまして。

 

 

鉄道の各席には、国際線にあるようなモニターが付いています。

せっかくなので映画でも見ようか、となりました😃

 

 

 

モニターでは映画やドラマ、音楽を楽しむことが出来ます

 

 

 

今回 選んだのは、2004年公開の『The Terminal / ターミナル』

トム・ハンクスさん主演の、言わずと知れた名作です。

 

 


www.youtube.com

 

 

私は学生時代に1度見たことがあったのですが、なぜか内容をほとんど覚えておらず…

(感動した記憶だけはあるのですが…)

 

ヤマセミさんは初めてということで、一緒に鑑賞することに😃

 

 

 

『ターミナル』って?

映画は、トム・ハンクスさん演じる主人公の男性が、ニューヨークの国際空港に降り立ったところから始まります。

 

入国審査でパスポートを提示するも、何やら不穏な空気。

実は入国直前に、男性の母国がクーデターによって消滅してしまい…

 

パスポートが使用できなくなり、ニューヨークにも降り立てず、国にも帰れず、路頭に迷ってしまう…という物語。

 

 

主人公の男性はロシア語に近い言語を使い、英語はほとんど話せません。

知らぬ間に母国で起きたクーデターを、ニュースで知ることになるのですが、解説は英語。

入国できない理由も、説明は全て英語。

行き交う人も、彼の言語を理解することはできません。

 

言いようもない不安や恐怖が、男性を襲います。

 

 

 

🎬🎬🎬

 

 

 

私は、序盤の男性が母国のことを知るシーン辺りで、視聴が難しくなりました。

 

先日までお世話になっていた、保護施設のことで、頭がいっぱいになってしまったのです。

 

 

 

ボランティアさんの話

施設には、私たちが来る直前まで、1人のボランティアさんが来られていました。

お迎えに来ていただいた日の朝に、オーナーさんが駅まで送られたそうで、入れ違い、という形です。

 

ボランティアさんは、イスラエルから来られた方でした。

 

彼女が訪れていた1ヶ月の間に、現在も続くイスラエルの戦争が始まりました。

ボランティア後には帰国する予定だったそうですが、家族に連絡すると、「危ないから、今は帰ってこない方がいい」と返事があったそうです。

 

その後、施設を出てからは、オーストラリア国内の別の場所に一先ず移動された、とのことでした。

 

 

私たちは実際にお会いしてはいないのですが、オーナーさんからお話を伺い、胸が苦しくなりました。

 

 

 

 

 

 

私たちが寝泊まりしていたキャラバンで、直前まで生活していたボランティアさん。

どのような気持ちで、不安や恐怖の中で、1人過ごしていたのでしょう…

 

私たちにはわかることができませんが、彼女が使っていたシーツを畳みながら、ここで暮らしていた彼女のことを思いました。

 

 

 

大切な人と離れて暮らすこと

ターミナル鑑賞中に、ボランティアさんのことが重なり、いろいろと考えてしまって、観続けることが難しくなった私。

ちょうど鉄道のカフェ車両が開いたので、コーヒーを飲みながら落ち着くことに。

 

 

 

車内を移動中、至る所に動物のイラストを見かけて、ほっこり🌸

(リュック?がしんどそうやけど)

 

 

 

この1年の間、私は家族や友人たちのことが気になり続けています。

戦争というよりは、体調不良や自然災害、事故や事件に巻き込まれていないか、という心配です。

 

今はどこにいても連絡が取りやすい時代なので、安否確認も兼ねたメッセージを送り合うことができています。

 

 

それでも、いつ何が起きるかわからない。

遠く離れた地で、大切な人が苦しい状況に巻き込まれてしまうのは、想像しただけでも辛いです。。

 

 

 

おわりに

それでも旅を選んでいるのだから、なんのこっちゃという状況ですが💦

とにかくまずは、自分が “心身ともに健康であろう” と思っています。

 

日本にいる大切な人たちも、同じ不安の気持ちを抱えているかもしれません。

 

だからこそ、元気に帰って、笑顔で再会したいです。

 

 

 

因みに『ターミナル』ですが、カフェタイムを挟み、最後まで鑑賞することが出来ました。

辛いシーンは有りますが、心温まる素晴らしい映画でした✨

 

未鑑賞の方は、ぜひ観てみてくださいね♪

 

 

 

現在はケアンズバックパッカーズに来ています。

明日には出ますが、ケアンズの日常もまたご紹介します😊

 

 

 

ボランティアさんと母国のご家族の方々が、無事に再会できますことを、願っています🕊

 

 

 

★最後まで読んでいただきありがとうございます★

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