こんにちは、オーストラリアでワーホリ中のすずめです!
現在、クイーンズランド州に来ています。
🌱前回の日常記事はコチラ!↓↓
本日、3週間お世話になったボランティア施設を後にしました。
今回は、施設での最後の夜のこと。
最終日のお客さん
昨日の夕方頃、オーナーさんのご友人が施設に来られました。
お仕事で出会った、野鳥ガイドさんです。
キャンピングカーでヴィクトリア州から旅してこられたそうです😲
ヴィクトリア州はオーストラリア本土南部に位置します。ここの施設は北東部にあり、とにかく凄い長距離!
挨拶もそこそこに、お土産のワインをいただきながら、みんなで落ち葉と枝集め。
目的はキャンプファイヤー!😃
山盛り摘んだら、そのほか燃やしたいものを入れて、着火!
パームの葉っぱは、火の着きが良く、勢いよく燃えます。
大きく育った火を囲みながら、しばし談笑。
久しぶりの赤ワインが、心身に沁み渡りました🍷
残り火で焼く伝統のパン
火が少し落ち着いた頃、オーナーさんが、ボウルと小麦粉、お塩とお水を持ってきました。
2人で「???」となっていると、「Damperを作ってくれる?」とのお願いが。
Damper????
What`s???????
とますます「???」な私たち。
ご友人さんは、イイねー!!と笑顔。
お話を聞くと、Damper(デンパ―)とは、オーストラリアで昔から食べられている、伝統的なパンなのだそう😃
小麦粉(Self-Raising Flour)と水、塩を混ぜ、ボール状にしたものをキャンプファイヤーで焼く、といったもの。
「どうやって作るの?大体の分量は?」と尋ねると、
「んーーー・・・適当!!丸くなればいいから!!」
とのことで😂
2人であーでもないこーでもないと言いながら、とにかく大きな丸を捏ね上げていきました。
隣に座っているご友人さんが、時々、「イイ感じ!」と声援を送ってくれとりました
オーナーさんからOKをいただいただき、いざ、焼く作業へ🔥
スコップの上に小麦粉ボールを乗せて、小さくなった火の上にコロンと置きます。
周囲の炭をすくって、小麦粉ボールの上にバサバサとかけていき、完全に埋まったら40分ほど放置、という流れでした。
なんて簡単なの😲
この下に小麦粉ボールがいらっしゃいます
焼き上げ中にディナーを開始。
オーナーさんお手製のオーブン料理に舌鼓を打ちながら、4人で楽しく夕暮れのひと時を過ごしました。
焼き上がり
もうそろそろかなと、4人でワクワクしながらキャンプファイヤーのもとへ。
ほぼ火の消えた炭の中に、スコップを差し込み。
小麦粉ボールらしきものを救い出すと…??
/ぷわんっ\
膨らんでる~~~~!!!!✨
あんなに適当な分量だったけど…!!
出来上がりの姿も想像できないままに作ったけど…!!😂
プク~ッと膨れ上がって、一回り大きく成長した姿に、ヤマセミさんと2人で感動!!
オーナーさんも、ご友人さんも、「イイ感じだね~」と笑っておられました😊
実食!とデンパ―のこと
食後のデザート的な感じで、みんなでちぎって分け合いながら食べました。
シンプルな材料で出来たデンパ―は、味もシンプル。
外はパリパリ(カリカリ?)、中はモフッとした食感の、割と大味な感じでしたが、美味しかったです✨
赤ワインにも合いました😋
物凄く適当にちぎり分けられたデンパ―
デンパ―を食べていると、オーナーさんが「伝統料理といっても、入植者の人たちが作り始めたものなんだけどね」
とおっしゃられました。
オーストラリアで過ごす中で、
この国の伝統って?歴史や文化って?自由って?
と考える機会が度々あります。
植民地化や戦争など、辛く過酷な歴史を持つオーストラリア。
実際にこの地に来て、人々の雰囲気や町の様子、ニュースetc…
様々なことから、この国の複雑さを感じています。
今回のデンパ―作りから、今一度 考える機会をいただきました。
ただ、デンパ―が私たちに楽しいひと時をくれたことは、間違いないのでした😌
おわりに
因みに、後々デンパ―を調べてみると、私たちが作り上げたものと別物な画像がたくさん出てきまして😂
まぁ、楽しかったし、美味しかったし、イイよね😂
緊張しながらこねたのも、今ではいい思い出です!
良い経験させてもろたよな、ホンマに
生きものが好きな4人で過ごす時間は、とても楽しくて♪
それぞれの体験や学んだこと、考えていることを話しあい。
すぐ側の生きものたちに気づいては笑いあい。
とても素敵なひと時を過ごさせていただきました😊
最後はみんなで洗い物をして、お開きとなった、施設最後の夜。
とても良い思い出となりました✨
最終日(今日)のことは、次の記事でご紹介できればと思います!
それでは♪