こんにちは、ヤマセミです!
今回は、アフリカの動物・フラミンゴについて。
🌱前回のアフリカの動物記事はコチラ!↓↓
最近、こんなニュース記事を読みました。
イギリスの動物園で、チリーフラミンゴのオス同士のつがいが、卵を孵化させることに成功し、現在子育てをしているといった内容のもの。
同園では、オス同士のつがいがいたことは過去にもあったが、このように卵を孵化させ、子育てをしているのは初めてだそう。
フラミンゴって?
ナミビアにて撮影
フラミンゴは6種に分類され、アジア、アメリカ、アフリカとヨーロッパ大陸に生息しています。
群れを作り、水位の低い水場で小さな無脊椎動物や藻を食べて暮らしています。
私たちはナミビア旅の道中に何度か出会いました!綺麗だったねぇ~✨
ちなみに、食べ物が含むβ-カロテンの度合いでピンク色の濃さが変わるらしいで。知らんけど
数羽から何千羽にもなる群れで暮らす彼らは、社会性の高い動物だと言われています。
コイツ好き、コイツ嫌い、的な感情が働いているであろう行動も見られるとか。
群れの中にポツンと、ソリハシセイタカシギさん
LGBTQ的視点から見た彼らの世界
さて、今回話題となったオス同士のつがい。
鳥類ってよく同性同士のカップルが確認されてるって聞くけど、フラミンゴもやねんな、と知りました。
同じ境遇の私たちはこんなニュースを見ると、おっ、となります。
🌱鳥類の同性ペアについてはコチラでもチラッとご紹介しています!↓↓
今回のことが「動物園」という飼育下での話だったので、野生下でもあることなのか気になり、調べてみました。
…が、情報が出てこん。
調べ方が悪いのか、私が調べた限りでは、フラミンゴにおける同性同士のカップルは飼育下での個体ばかり。
「群れが大きいと個体識別などが難しく、研究が困難」だという情報も。
なので、飼育下に関することしか分かりませんが、同性同士のカップル誕生率は5~6%で、若い個体やメスに多いようです。
研究者によると、これは本能的なものではなく、飼育下であるが故に群れが小さく、競争に負けたことが原因であると予測されています。
ということは、これは彼らが本来望んでいたものではないんか、、?
閉鎖的コミュニティに縛られること
異性もいる中で、あえて同性を選んだ、今ニュースのフラミンゴたち。
一見、2羽はお互いがそう望んでつがいとなり、子育てをしているように見えますが、実際のところ誰にも分かりません。
研究者の言うように、制限された飼育下であることが原因ならば、とても複雑、、というか悲しい気持ちになります。😔
関西某所にて撮影
限られた環境で、パートナー探しを余儀なくされる動物たち。
繁殖を目的として、動物園同士で動物の貸し借りを行う「ブリーディングローン」により、人間都合でパートナーをあてがわれてしまうこともあります。
人間側の種の保存や研究、娯楽や教育のためという理由で、動物園や水族館が世界中(日本では本当にそこらじゅう)に存在し続けています。
動物たちは1つの“種”である前に、私たちと同じく“個”であることを理解し、飼育施設の在り方や存在自体についても、社会全体で見つめ直していけると嬉しいです。
おわりに
異性が好きだったり、同性が好きだったり。
好きな相手の性別は関係なかったり。
パートナーを求めてなかったり。
彼らの恋愛の世界がどんなものか、わからへんけど。
自由に、彼ら自身の気持ちにまっすぐ生きていけるとエエな、と思います😌
(私らも!)
もちろん、野生に暮らす彼らから
生息地を奪わないことも大切ですね🍀
ほんなら!