こんにちは、すずめです!
3本立てでお届けしております、1匹のオス猫と過ごした5日間のお話し。
ラストの今回は、5日目についてお話ししたいと思います。
🌱【野良猫と過ごした5日間の話。①と②】はこちら↓↓
5日目
朝6時50分。畑に出ていたところ、病院から電話があり、ネコちゃんが息を引き取ったことを告げられました。
仕事を片付けて病院に行くと、診察台の上に静かに横たわるネコちゃんの姿がありました。
深夜には発作は落ち着いていたので、恐らく苦しむことなく逝ったのではないか、と。
出会って以来、日に日に増えていった てんかん発作ですが、彼が元々持っていたものなのか、弱ったことで発症したのか(脳梗塞や脳症等で引き起こされることがあるらしい)、これまでの人(猫?)生を知らない限り、わからないようです。
なかなか言葉を発せない私たちに、獣医さんが、
-
野良猫は自然界で過酷な暮らしを送っているため、色々な病気や事故により、短命である。
私たちと出会った時には、かなりギリギリの状態だったので、拾われたことで お腹いっぱい食べられて、今日まで生きられたんだと思う。
というようなお話をしてくださいました。
「ネコちゃんは最期も自然の中に居たかったんじゃないか?」
「私たちの行動がネコちゃんに悪影響を与えたんじゃないか?」
「何とか命を繋ぐことができたんじゃないか?」
と、数日間を振り返っては、後悔の念に駆られ続けていた私たちは、
獣医さんの言葉で、少し救われた気持ちになりました。
この日は、ここ数年で一番 涙と鼻水を流したように思います。
その後
ネコちゃんとの別れから5か月。
今も、ふと思い出しては胸が苦しくなります。
ああすれば良かった、こうすれば良かったと、たくさんの後悔が残っています。
ヤマセミさんと2人、畑作業をしながら、ネコちゃんはこの辺りにも遊びに来てたのかなぁ、どこかで会っていたのかなぁ、と想像したりしました。
去年、畑の隅っこで、キジトラの猫がバッタを捕まえているのを見かけたのですが、もしかしたら、ネコちゃんだったのかもなぁ。
だったらいいなぁ。
ネコちゃんとの5日間で、私たちはいろんなことを知りました。
野良猫たちの一生は想像以上に過酷であること。
ネズミ捕り等の人工物で苦しむ猫がいること。
寝たきりになっても、懸命に生きようとすること。
いつ交通事故に合うかわからない、どんな人工物が命取りになるかも わからないからこそ、身近に猫が暮らしていることを意識して、思いやりを持つ。
そんな社会になったらいいな。
院長先生を始め、動物病院のスタッフの皆様には、心から感謝しています。😌✨
あれこれ質問してしまいましたが、親身になって丁寧にご説明くださり、本当にありがとうございました!
(職場の皆さんにも、本当に感謝です…!😢)
ネコちゃん、ありがとうね。🌈
★最後まで読んでいただきありがとうございます★
下記のパディメロンさんをポチっとしていただくと、ブログ村のランキングが上がる仕組みになっています! よろしければ応援いただけますと嬉しいです♪