こんにちは、ヤマセミです。
もう年の瀬ですね。今年もあっちゅう間でした。
恐らく今年最後の記事ですが、遅ればせながら、ヒナの話がしたいです。
日本の野鳥の雛の話をしようと思います。
🌱【以前の野鳥記事】はこちら↓↓
今年見た野鳥の雛の種類、、、
ツバメ
スズメ
ヒバリ
キジ
カラス
サギ各種
…ワタシ、こんなたくさんの種類の雛を見たことがありません。
なので今年一年はもうずっと幸せに過ごせました。
とにかく、可愛かった、可愛かった。
ほんで、みんなそれぞれ巣の作り方やったり、子育ての仕方が違うことを実際に見て、知って、おもろいなぁと。
これらの雛たちのほとんどは、5月から7月頃にかけて、農業の仕事中に発見しました。
これだけで、エエ環境で働かせてもろとったんやなぁって思ったりします。
でも、見つけるたんびに
「アァ、仕事中やなかったらもっと長いこと観察しとけるのにィ…!」
って思ってました。
私、すずめさんに出会うまで、鳥にこんな夢中になったことがなくて、
もちろん雛も、「見たなァ!!」って濃い記憶に残っとう子がひとりもおりません。
ヒナ観察のポイント
すずめさんに、鳥の可愛さ、面白さ、種類の多さ、身近さを教えてもうて、今に至るんですが、私がこの子雛やな!って見分ける方法は
・クチバシの端っこに黄色い線(切れ目?)がある
・色・模様が普段見る大人の鳥より淡くてぼやけてる
・なんかフワフワしてる
の3つです。
これに加えて、飛んでもすぐに降り立ったり、翼を扱いきれてないなー感が出てる子は雛ちゃうかなって推測して楽しんでます。
例外もあるやろし、分かりづらい時もあるけど、鳥に少しでも興味を持ち始めた人にはぜひ上記の見方で身近におる鳥の雛たちを観察してみてほしいです。
あぁ、こうやって甘えとんやなー
こんな風にご飯ちょうだいって伝えるんやなー
親呼ぶとき、子呼ぶとき、こんな風に鳴くんやなー
親同士(オスとメス)はこんな風に鳴き合って伝え合うんやなー
雛はこんな早よ成長するんやなー
巣立ちの瞬間は飛ぶの下手くそでもあっちゅう間に上手いこと飛ぶんやなー
雛は一人前になるまで絶対に親が必要なんやなー
親はホンマに一生懸命子育てするんやなー
思うことがめちゃくちゃ出てきます。
ちなみに、職場の辺りではキツネの赤ちゃんも産まれてたりと、こちらも可愛くて、観察が楽しかったです。
虫もそこら中で赤子が産まれて、暖かいってすごいなーと思う日々でした。
畑を駆け巡る(たぶん)親キツネ。素早いです。
キツネの巣穴。時々子どもたちが顔出してました。
ヒナ観察で気を付けること
私も「なるほど」と勉強になったのですが、野鳥観察をする際の注意点で以下のことを覚えておくと野鳥のためになります。
巣立ち雛を見かけたら、恐らく近くに親がいるか、食べ物を探しに行っているだけの可能性がかなり高いので、そっとしておくのが良いみたいです(雛が衰弱したり大ケガを負ったりしていないなら特に)。
雛が車両等に轢かれる可能性がある場合は、近くの安全な場所に誘導すると良いかもしれません。
「きっと巣から落ちてしまったから今すぐ助けてあげないと」と家に連れて帰る前に、時間が許す限り、距離をとって観察してみるのが良いと私は思います。
私たちも、雛が1羽でピイピイ鳴いてるのを見かけた時、陰からこっそり見守ってみました。
しばらくすると親鳥がやってきて、雛と合流してました。
畑にいたヒバリの雛。見通しが悪い場所やけど、無事親と合流できました。
野鳥の子育てを観察する時は、親鳥が警戒することがあるので、距離を保って双眼鏡等を駆使すると彼らの邪魔にならずに済みます。
近所の神社ではサギの子育てが盛んでした。
来年の春も、きっとまたたくさんの雛たちが元気に生まれるんやろなー。
皆さんも、野鳥の子育てに遭遇したら観察楽しんでください!
それでは皆さん、良いお年を!