こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです!
本日は、前回のブログでチラッとお伝えしておりました、ショートトリップのこと!
🌱【前回の記事】はコチラ↓↓
東側は以前ロードトリップしたのですが、時間が足りず行けなかった北部に、この度訪れてみました!
今日ご紹介するのは、マッスルロー・ベイ(Musselroe Bay)。
マッスルロー・ベイ保護区の中に位置する、入江です。
昨晩からキャンプ場に一泊して、今朝8時頃に訪問。
…というのも、ここには私たちが一目お会いしたいな~と思っていた動物がいらっしゃるのです…!
それが、コチラ!!
ペリカンさん!!💖
大きな身体&お口と対照的につぶらな瞳が、可愛いのですよ~~🥰
日本にはペリカンは棲息していないので、私たちはお初!!
もともと、出会っても近づかないようにするつもりでしたが、みんな対岸にまとまっていたので、ちょうどいい距離間♪
日光浴をしたり、地面に座って眠ったり、のびのびとしていました✨
右側にいるウが猛烈に小さく見える…🤣
ペリカンって?
ペリカンの仲間は、オーストラリアを始め、アメリカ大陸やニュージーランド、アフリカ大陸など世界各地に棲息しています。
オーストラリアにいるのはコシグロペリカン(Australian pelican)の一種のみ。
タスマニア・本土共に海岸や川を生息地としています。
食性は肉食で、魚食。
1日に9kgもの捕食をすることもあるのだとか!
ペリカンの困りごと
そんなペリカンたちは、毎年怪我や衰弱などで保護されています。
その原因の多くを占めるのが、釣り具。
釣り糸や釣り針が身体やくちばしなどに絡まり、怪我をするケースが後を絶たないようで…💦
餌付けにより、人との距離が近くなっていることも、事故に繋がる原因のひとつなのだそうです。。
私も日本にいた頃、釣り糸に絡まったアオサギの保護に関わったことがあります。くちばしや羽に致命的な傷を負うこともあり、日本でも問題になっています
魚の口に針が残ったままリリースされたり、地面に引っかかって取れんくなった時に糸を切ったりと、いろんな形で釣り具が海へと放たれとるんやな。。(ほんで魚が可哀想)
マッスルロー・ベイの釣り事情
ベイ近辺は小さな港町で、私たちがベイを訪れた時、犬のお散歩や朝のウォーキングの方が来られていました。
また、湾の入り口の岩場には、数名の釣り人さんがおられました。
私たちが来た時には車は1台しかなかったので、恐らくほとんどの方が近所に住まわれているのだと思います。
人気の釣り場というワケではなさそうですが、それでも水鳥たちの暮らしの側に釣りがある、という環境。
ペリカンを始め、水鳥たちや水生生物たちにとって、危険が無いよう願います。
釣り具問題の他にも、お魚が捕られ過ぎることで、水鳥たちの食糧危機も懸念されています!(もちろん、お魚たち自身も大変)
ベイ入り口には、何匹以上取ってはいけないという
制限が魚種ごとに説明されていました
おわりに
日本は夏というコトで、海のベストシーズン!
海の生きものたちが安全に暮らせるよう気を付けながら、過ごしていきたいですね😌
これくらい何でもない!と思ったことでも、生きものたちにとっては、大きなハンデとなります。
私たちのあらゆる行動の先に、どんな生きものたちの営みがあるか?
イメージを働かせて、「思いやり」を持って暮らすことが大切!
これからも気を引き締めてまいります♪