こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです!
本日は、メイクの話!
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近年、「メイクは女性のもの」という認識が、「誰もが楽しめるもの」に変わってきています。
では、「メイクをしないこと」についてはどうなんでしょう?
私のはなし
私は、いわゆる“女の子らしいもの”が苦手な子どもでして、中高時代は制服のスカートが苦痛でした。
大学生になり、周りの女の子たちはメイクをするように。
「何でせぇへんの?」という見られ方をされるのが居心地悪く、いつしか私も始めました。
そうすると、今度は逆にノーメイクでいることが怖くなりまして。
苦労して覚えて、今度は違う悩みが出来て、何やこれって感じで😱
あと、肌が強くないため、日焼け止め以上のものを毎日塗るのも負担でした💦
そして、私を大いに悩ませたのが、就活…!!!!
大学で就活について様々なレクチャーを受ける中、「就活で印象のいいメイク講座」的なものがありました。
就活ってスーツだけじゃなくメイクも気にせなアカンの?と驚きの私。
(みんな同じようなスーツを着る日本の就活は、海外の方からすると不思議だそうです。
わかります、私も不思議でした😂)
そんなこんなで、
“就活では清楚なメイクが好印象!社会で女性のメイクは礼儀!”
といった風潮に、違和感を感じながら20代を過ごしました。
最近はどうなんやろ、とネットで簡単に調べてみると、「就活でノーメイクはマイナス印象」「肌が弱い人でも使えるコスメで、就活を乗り越える!」というような、メイクありき感が伺えました💦
変わってきてる部分もあるかもしれんけど、今も息苦しい人おるんやろうな…
メイクの意味を考える
気持ちを変えてくれる、なりたい自分になれるなど、いろんな思いを叶えてくれるのが、メイクだと思います。
少しでも前向きになれるのなら、それはとても嬉しいこと!
私も、助けられた部分はあります。
でも、周りから「あれ?ホントはそんな見た目なん?」と思われるのが怖くて、“しなければ生きていけない”という、強迫観念を生んでしまっているとも感じます。
そして、“女性はメイクしないといけない”という風潮が、する・しないを選択する自由すら奪っています。
コスメ業界もファストファッション?
メイクに気を配っていた頃、トレンドの変化の速さに、とても驚きました。
ファッションのトレンドを追いかけるように、インフルエンサーさんの影響を受けるように、様々なブームが生まれていました。
そして、それに合わせて続々と誕生するコスメたち。
駆け足で変わっていくトレンドは、私にとっては息苦しくて。
新しいメイクへの挑戦がモチベーションになる方も、たくさんおられます。
ただ、私のように、疲れてしまう方もいるんじゃないかな。
また、新しいコスメの開発にかかる動物実験や、新パッケージの製造、ブームの去ったコスメの廃棄など、ファストファッションに似た問題も。。
2021年の調査では、国内のコスメブランド上位5社だけでも年間約2万トンの廃棄!
また、メイクをする方のうち86%が、コスメを使いきれずに捨てているのだそう😰
毎年約2万トン以上のコスメが捨てられる時代に私たちができること | COLOR Again開発秘話|株式会社モーンガータのストーリー|PR TIMES STORY
海外のメイク事情は?
オーストラリアでは、
“パーティーなど非日常を楽しみたい時に、がっつりメイクをして、普段の素の自分とのギャップをみんなで楽しむ!”
といった雰囲気があると聞きます。
素の姿に幻滅するんじゃなく、素を認め合い。
おしゃれしたときには「お!イイね!」と喜び合える。
なんかイイですね😌
もちろんいろんな方がおられますが、こっちに来てから、確かにメイク率は低いように感じています。
あと、クルエルティ―フリーやオーガニックのコスメの人気が高い!✨
スーパーや薬局でクルエルティ―フリーなどの商品が
簡単に見つけられます♪
因みに、オーストラリアはじめ海外では、履歴書に写真を貼らなくていい国が多いです。(性別や年齢も不要だったり)
就職活動に見た目が必要とされへんのは、エエことやなぁ
今の私のはなし
以前の記事でも書きましたが、こっちの風に当てられて(?)、試しにコンプレックスを隠さないようにした私。
すると、思いのほか大丈夫で、生きやすくなりました✨
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曇りの時は帽子を被ってノーメイク、晴れの時は日焼け止めクリーム、
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メイク問題は人権問題
いつになく何が言いたいんやって記事でしたが、、
男性のメイクがポジティブなものになると同時に、
“女性がメイクをしなくてもおかしくない!”と思える社会になれば嬉しいです🙏
メイクは、人から強制されるものじゃなく、自分のためにあるもの。
そして、「素顔」でも自信を持って生きやすい世の中であってほしい。
メイクに苦しさを覚える方の気持ちが、少しでも軽くなりますように😌