こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです🐥
今日、悲しいことがありました。
グダグダになるかもしれませんが、心の整理のため、思いを綴らせてください。
(何言うてんねんと思われるかもですが、温かく見守っていただけますと幸いです)
職場であるオーガニックファームでのこと。
今日のお仕事は、収穫されてきたニンジンの選別作業。
洗われた大量のニンジンの中で、カエルが亡くなっていました。
力なく、横たわるカエル。
これまで見たこともない表情をしていました。
出られなくて、怖くて、どんなに苦しかったか…
建物の中での作業だったので、そのままだとゴミとして捨てられてしまう。
せめて土の上にと思い、外の草地に連れていきました。
その後すぐに休憩になり、同僚の方々にカエルのことを聞かれました。
亡くなっていた旨だけお伝えしたところ、
カエルがどうやって死んだか?どんな表情だったか?
笑いながら、身振り手振りで楽しそうにしゃべり出したんです。
盛り上がる空気に耐えられず、私はその場から逃げました。
これは、カエルだから起こってしまったことなのでしょうか。
小さな動物は、一般に大きな動物と比べて数が多いです。
だからなのか、(他にも理由はあると思いますが、)命が軽視される傾向にある気がします。
虫一匹の死と、哺乳類一頭の死は、世の中での重みがだいぶ違う。
学校に通っていたとき、友人と遊んでいるとき、働いているとき、
いろんなときに、命の差を感じる瞬間がありました。
保育施設で働いていた頃、「カエルも虫も、動物じゃない!」と言う子が多かったです。
いつから、どうやってこの考え方が生まれるのか、わかりません。
ですがこれも、カエルたちの命への認識が軽くなってしまう、
きっかけのひとつなんじゃないかな。
世の中がそういう流れになっているのだと感じます。
だとしても、生きものの死を笑う行為は、あってはなりません。
やっぱり、全ての命を尊重できる社会であってほしい。
みんなが“全ての命を大切にしたい!”と思える世界になってほしい。
大きいから、小さいから、
数が多いから、少ないから、
可愛いから、可愛くないから、
男だから、女だから、
様々な理由で、人間にも他生物にも、悲しい不平等が生まれています。
個々の存在が大切にされる。
そんな世界を、みんなで願えると嬉しいです。
前のオーガニックファームにて
キュウリの葉っぱは、小さいカエルには良い木陰のようです