必死のパッチでエコライフ!

必死のパッチでエコライフ!

自然保護につながる様々な取り組みを、田舎の片隅から発信中!

20230221194653
20230221194639

生きものたちの「バリアフリー」を考えよう!


スポンサードリンク

 

こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです!

 

 

🌱【オーストラリアの野生動物の記事】はコチラ↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

 

 

 

先日、道を歩いていたら、こんな出会いが。

 

 

 

モフッとして可愛い🥰

 

 

 

蛾が、道の真ん中でジッ…としていました😯

 

場所は、人の行き交いが多い交差点の歩道。

踏まれたらどうしようと思って指を差し出してみたところ、ゆっくりと乗ってくれたので、近所の草地に連れて行ってみることに。

 

 

草地には低木が植えられていて、気分によって隠れたりもできそう!

というワケで、葉っぱに近づけてみました。

すると、ゆっくりとした歩みで乗り移り、何度もよろけながらも、よいしょよいしょと葉っぱの陰に入っていきました。

 

 

このコが越冬するタイプなのか、寿命を迎えようとしていたのかはわかりません。

(ヤガに似ているなと思うのですが、種類はわかりません。昆虫って複雑よね😂)

が、土の無い場所で亡くなったり、人に踏まれてしまうのは、悲しいなと思いました。

 

 

 

人里は危険がいっぱい!

人がいる環境には人為的に緑地が作られたり、自然の側に住宅地を作ることもあります。

すると、近くに棲んでいた野生動物たちが人の生活圏に誘引されたり、そこが新たな棲み処となります。

 

人間からしたら楽々越えられる段差も、簡単に開け閉めできる扉も、野生動物たちには、どうでしょう…?

 

 

日本で田舎暮らしをしていた頃、たくさんのカエルたちがU字溝から出られなくなっていました。

見かける度に掬い上げていたのですが、本っ当によくあることでして…。

トノサマガエルやツチガエルといった、手足に吸盤の無い種は特に、U字溝での事故が多いといいます。

日本全国でどれだけのカエルたちが犠牲になっているのでしょう…😢

 

私たちにとって小さな溝が、カエルたちにとってはとてつもなく大きな壁なんですね

 

 

他生物への思いやりを持った町づくりを!

私たちの便利さ・快適さの陰で、犠牲になっている動物たちがいる。

思いもよらない小さなことが、彼らの命取りになる。

 

今ある人工物を、動物たちのために全て取っ払う!なんてことは難しいと思います。

ですが、身の回りに野生動物がいることを意識して、“動物たちのバリアフリーを考えた町づくりや暮らしを目指すことは大切なんじゃないかな。

 

例えば、これまでもご紹介してきた、エコダクト(野生動物用の通り道)の設置や夜間の町明かりの削減などなど…

できることはたくさんあります😉

 

 

 

そして、“身の回りにどんな動物が暮らしているのか意識してみること”も大事!

 

以前、U字溝に落ちて溺れてしまうカエルを助けるため、研究をし続けた小学生が話題になりました。

 

当時、小学生だった女の子が考えた、U字溝に落ちたカエルを救う【お助け!シュロの糸】とは? – J-WAVE 81.3 FM JK RADIO TOKYO UNITED

 

 

環境教育指導員をしていた頃に感じていたことですが、生きものに関する意識は、大人になるにつれて「個々への関心」から「生態系への関心」になっていきやすい気がします。

 

“生態系や多様性を守ろう!”という意識はもちろん大切なことです!

 

ですが、身の回りにどんな動物たちがいて、どんな風に暮らしてて、どんなことに困っているのか?

個々の存在に関心を寄せてみるのも、大事なんじゃないかな。

それが、カエルへの思いやりを形にした子のように、他生物に優しい暮らしの第一歩に繋がるのしれません😊

 

 

みんなの優しさで、他生物も住みよい社会を目指しましょう♪

 

 

★最後まで読んでいただきありがとうございます★

下記のパディメロンさんをポチっとしていただくと、ブログ村のランキングが上がる仕組みになっています! よろしければ応援いただけますと嬉しいです♪

 

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村