こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです!
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タスマニアは、“世界で一番、空気のきれいな島”と言われています。
そのゆえんは、大気観測所で観測されるCO2濃度が世界で一番低いため、とのこと。
南極などの汚染されていない空気が、偏西風によって常にタスマニアに吹き込んでいるのだそうです。
空気がキレイで原始の森が残るタスマニアは、水も清らか。
私たちが2週間弱程暮らしていたキャンプ場では、雨水や川の水をそのまま飲んでいました!
水が黄色っぽい色をしていて、「飲んで大丈夫かな」とどきどきしていたところ、キャンプ場を利用していた建築学を勉強中の学生さんが、タスマニアの地質や植生からなる色だと教えてくれました!そして水は美味しかった✨
時おり茶色みを帯びた色の川を見かけます
タスマニアに来て、様々な環境の違いに驚きっぱなしの私たち。
そんな新鮮な暮らしの中で、凄くびっくりしたのが、空!
空が逆の不思議
「何言うとん?」って感じですが、天体の動きや向きが、日本と違うのです!
南半球に位置するタスマニアは、北半球とは天体の動きが異なります。
日本は太陽が東から登ってやや南の空を通り、西に沈む。
それに対しタスマニアでは、太陽は東からやや北の空を通り、西に沈みます。
…正直、太陽の動きに関しては何の違和感も感じませんでした笑
ですが、私が驚いたのは、星空!
空気が澄んでいるのと、街灯が少ないので、市街地でも星がよく見えます。
そんな夜空を見上げていると、ものすごい違和感に襲われました。
あれ・・・?ナニコレ?見たことない空や・・・
それもそのハズ。
太陽と同じで、夜の星たちも動きや見え方が日本と異なるのです!
日本で見ていたのは、北の方にある星たち。
南半球にいる現在は、これまであまりなじみのなかった、南の夜空の星たちを見ているコトになります。
有名どころは南十字星!日本では沖縄南部でのみ観察できます。
(さそり座など日本で見えるものも見えますが、逆さまになっているので、これまた見るたび違和感)
気付いたときには、二人で「理科の授業で習ったやつや!!」となりました😂
子どもの頃に知ったことを体験するのって、なかなかに感動なんですね…✨
因みに、月の満ち欠けも違います。
具体的には、月の上下が逆で、左右逆の方向から満ちたり欠けたりします。
これも「あれ?そっちから膨らむん??」と違和感が大きかったです!
地軸の傾きや太陽、月、星たちの存在、そして地上の様々なものが重なり合って、地球の奇跡のような自然が存在しているんだなぁ。
自然の不思議に触れることって、いろいろな気づきや考え方を与えてくれるなぁと、常々思います😌
星空を、未来に!
私の母は私が幼い頃、星空を眺めては、星座やそれぞれの物語を教えてくれました。
その時間がすごくお気に入りで、私が自然を好きになった理由の一つかもしれません。
星座関係なくキレイだな~壮大だな~と思いますが、幼少期からのクセか、つい星座たちの姿を探してしまいます😅星の見え方の変化で季節の巡りを感じるのも好きです☆
また、農村部の保育施設で環境教育指導員をしていた時に、お泊り保育で星空観察をしました。
子どもたちは星に興味津々で、田舎ならではの美しい星に、とても目を輝かせていました。(それはもう星以上に!笑)
星空は、自然への興味のきっかけのひとつになるもの。
この美しい星の光が、これから先も地上に届くように。
他生物のため、子どもたちのために、美しい大気と水、大地を守っていきたいですね✨
半年以上住んで、大分こっちの星空に親しみを持った私たち。
日本に帰ったら懐かしくなるのかなぁ…と、センチメンタルになりながらも、帰国までの時間を楽しみたいと思います!
南半球に行く予定のある方は、ぜひ日本では出会えない夜空も眺めてみてくださいね♪
自然って不思議😆