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【タスマニアの動物】冬のマライア島は、ウォンバット子育てラッシュ?


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こんにちは、ヤマセミです!

 

一週間の旅を終え、昨日の夜に帰ってきました。

 

 

🌱【マライア島・関連記事】はコチラ↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

 

 

 

旅の中で、再びマライア島へ行ったのですが、前回(初秋)と違って今回の季節は冬。

 

生きものの様子が変わってたりするんかな?とワクワクしてました。

 

 

 

 

島に着いて探索してると、お腹の大きいウォンバットがちらほら。

 

 

 

 

 

 

観察していると、後ろ足の間からちっちゃい手が!!

 

 

 

 

 

 

なんと、お腹の袋の中に赤ちゃんがいました!!

 

 

 

ひょっこりはん

 

 

 

オーストラリア固有種のウォンバットは、例にもれず有袋類

 

その中でも特殊なのが、袋の出入り口が母親のお尻側にあるということ!

同じ有袋類でも、カンガルーやワラビーたちの袋は母親の胸側に出入り口があります。

 

変わっとんやなーと思いつつも、それもそのはず。

カンガルーたちと違って、ウォンバットは常に四足で立ったり動いたりしています。

 

胸側に出入り口があると、体を出した赤ちゃんは地面に引きずられる可能性があるし、

理に適っとんやなーと感動!

 

 

今回は、子育て中のウォンバットと何度も出会いました。

 

 


www.youtube.com

 

 

このコは結構小っちゃかったけど、一頭で歩いてました。

最近独り立ちしたんかな?

 

 

 

優しく子育てを見守ろう!

ひとつ気になったのが、ウォンバットと人との距離感。

ウォンバットは、私たちがオーストラリアで出会った中で、一番警戒心の低い野生動物です。

人がそばにいても、構わず草を食べてます。

人のそばを通っていくこともあります。

 

そんな中、今回出会った子育て中のウォンバットたちは、いずれも強い警戒心をもっていました。

 

人間の子どもが近づきすぎた時、親ウォンバットが怒りの感情を見せ威嚇していたのですが、そらそうですよね。

子どもを守らなアカンから。

 

もちろん、どの野生動物とも距離を保って観察すべき!その中でも、子育て中の動物たちとは特に距離が必要やね

例えば、ツキノワグマは通常の臨界距離(クマと人との間に保つべき距離)12m、子育て中は20mになると言われています!それだけ緊張感が高まっている時期なんですね

 

普段は穏やかな動物も、怖がりの動物も、命がけで子どもを守ります。

彼らが穏やかに子育てできるよう、私たち人間が配慮すべきやなと思います。

 

 

🌱野生動物との距離感がイイなぁと感じた観察舎について書いてます!↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

 

 

おわりに

ちなみに今回のマライア島では、基本的に、前回見た場所で同じ種を観察することが出来て、棲み分けしとんやなーと感じました!

草地や森林、湿地など多様な環境と広さが、様々な生きものたちが暮らしていくために必要なんやな、と再認識しました。

 

 

日本はもうすぐ夏というコトで、海や山など自然遊びに出かける方も多いと思います。

自然界は、野生動物たちの生活の場。

彼らの暮らしが営まれていることを意識し、思いやりながら、素敵な自然とのふれあいタイムをお過ごしください✨

 

ほな!

 

 

すくすく大きくなってね✨

 

 

★最後まで読んでいただきありがとうございます★

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