こんにちは、ヤマセミです!
一週間の旅を終え、昨日の夜に帰ってきました。
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旅の中で、再びマライア島へ行ったのですが、前回(初秋)と違って今回の季節は冬。
生きものの様子が変わってたりするんかな?とワクワクしてました。
島に着いて探索してると、お腹の大きいウォンバットがちらほら。
観察していると、後ろ足の間からちっちゃい手が!!
なんと、お腹の袋の中に赤ちゃんがいました!!
その中でも特殊なのが、袋の出入り口が母親のお尻側にあるということ!
同じ有袋類でも、カンガルーやワラビーたちの袋は母親の胸側に出入り口があります。
変わっとんやなーと思いつつも、それもそのはず。
カンガルーたちと違って、ウォンバットは常に四足で立ったり動いたりしています。
胸側に出入り口があると、体を出した赤ちゃんは地面に引きずられる可能性があるし、
理に適っとんやなーと感動!
今回は、子育て中のウォンバットと何度も出会いました。
優しく子育てを見守ろう!
ひとつ気になったのが、ウォンバットと人との距離感。
ウォンバットは、私たちがオーストラリアで出会った中で、一番警戒心の低い野生動物です。
人がそばにいても、構わず草を食べてます。
人のそばを通っていくこともあります。
そんな中、今回出会った子育て中のウォンバットたちは、いずれも強い警戒心をもっていました。
人間の子どもが近づきすぎた時、親ウォンバットが怒りの感情を見せ威嚇していたのですが、そらそうですよね。
子どもを守らなアカンから。
もちろん、どの野生動物とも距離を保って観察すべき!その中でも、子育て中の動物たちとは特に距離が必要やね
例えば、ツキノワグマは通常の臨界距離(クマと人との間に保つべき距離)は12m、子育て中は20mになると言われています!それだけ緊張感が高まっている時期なんですね
普段は穏やかな動物も、怖がりの動物も、命がけで子どもを守ります。
彼らが穏やかに子育てできるよう、私たち人間が配慮すべきやなと思います。
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おわりに
ちなみに今回のマライア島では、基本的に、前回見た場所で同じ種を観察することが出来て、棲み分けしとんやなーと感じました!
草地や森林、湿地など多様な環境と広さが、様々な生きものたちが暮らしていくために必要なんやな、と再認識しました。
日本はもうすぐ夏というコトで、海や山など自然遊びに出かける方も多いと思います。
自然界は、野生動物たちの生活の場。
彼らの暮らしが営まれていることを意識し、思いやりながら、素敵な自然とのふれあいタイムをお過ごしください✨
ほな!
すくすく大きくなってね✨