必死のパッチでエコライフ!

必死のパッチでエコライフ!

自然保護につながる様々な取り組みを、田舎の片隅から発信中!

20230221194653
20230221194639

キャンプ場の「水」はどこへ?環境に配慮した洗い物のコツ【leave no trace!】


スポンサードリンク

 

こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです!

 

こっちに来てから、時おりキャンプ場を利用する機会があります。

 

 

本日は、そんなキャンプ場での洗い物について!

 

 

 

先日のショートトリップでも、無料のキャンプ場にて

車中泊させていただきました!

 

 

 

 

日本の排水事情

日本全国の下水処理普及率は約80%(令和3年度 日本下水道協会調べ)

都道府県によっても様々ですが、全体的に見ると、人口が少ない地域ほど普及率は低いようです。

 

キャンプ場はというと、排水を処理する設備が整っていない所が少なくありません。

 

浄化槽を利用している施設もありますが、排水管から川へ垂れ流しの場合も💦

水道や炊事場があると、何となく大丈夫そうって思ってまうよなぁ

 

 

洗浄剤の問題

キャンプ場の排水について特に問題視されるのが、合成洗剤

合成洗剤は、生分解に時間がかかります。

分解されないことによる水質悪化のほか、魚のエラを傷つける、水生生物の成長を阻害するといった成分も含まれ、生きものたちに大きな影響を及ぼします😰

※微生物の働きによって無機物に分解されること


近年、「合成洗剤から石鹸に!」という意識が高まっています。

石鹸は生分解性が高く、合成洗剤と比べると環境負荷は少ないです。

ですが、分解の際に微生物たちは酸素を使うため、石鹸の排出量によっては、水中の酸素濃度の低下に繋がることも💦

 

水質汚染については、熱い思い(?)がありますので、別の記事で詳しく書かせていただきますね!

 

 

 

キャンプ場での過ごし方

ほな、どうしよう?というコトですが、例えば

 

・汚れはウエスなどで拭き取る

・食べ残しや油を流さないようにする

・汚れの出にくいメニューにする

(・キャンプ場に排水状況を確認する)

 

など、できるだけ洗浄剤の使用を抑える工夫が大切!

食用油なども、川の水質を悪化させてしまうので、やはり注意が必要です。

 

あと、「水を大切に使う」ことも、忘れないでくださいね😉

 

 

自然の中で過ごすことは、野生生物の暮らしにお邪魔すること。

これくらい大丈夫!と思っての行動が、彼らの命にかかわります。

“立つ鳥、跡を濁さず”

環境や野生生物たちへの配慮を忘れずに過ごしましょう!

 

 

🌱以前の記事で「キャンプ場の野生動物」について書かせていただきました!

 コチラもまた読んでいただけますと嬉しいです!↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

 

キャンプ場での配慮を、私生活に!

下水処理も100%の除去力があるワケではありません。

なので、私生活においても 排出量を減らす・環境に配慮した洗剤や石鹸への切り替え はとても大切!

 

洗浄剤を買う際は、原料はどこから採取された?どんなところで作られた?など、製品ができるまでをチェックすることで、よりエコフレンドリーに!

下水処理にはたくさん水使うから、排水を減らすことは節水にも繋がるで!

 

減らすこと、変えること、暮らしの中の意識1つ1つが、自然環境や生きものたちを守ることに繋がります。

「これなら続けられそう!」というものから、チャレンジしてみませんか♪

 

 

 

タスマニアも下水処理にばらつきがあるのだそう。

キャンプ場は町に隣接した場所を選ぶ&

洗い物を極力出さないようにしています

 

 

★最後まで読んでいただきありがとうございます★

下記のパディメロンさんをポチっとしていただくと、ブログ村のランキングが上がる仕組みになっています! よろしければ応援いただけますと嬉しいです♪

 

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村