こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです!
本日、マウントフィールド国立公園(Mount Field National Park)に行ってきました!
ずっと気になっていたので、やっとこさの訪問です😊
マウントフィールド国立公園って?
タスマニア南西に位置するマウントフィールド国立公園は、州都ホバートから車で1時間ほど。
タスマニア最古の国立公園で、世界自然遺産であるタスマニア原生地域の一部にも登録されています。
ここの特徴は、多様な植生。
ユーカリ林から冷温帯雨林、高山植物地帯まで様々な自然環境を有しています。
それに伴い、たくさんの動物たちが暮らしています😊
行ってきました!
昨日の朝から出発し、国立公園のキャンプ場にて車中泊。
散策自体は、本日の日中に行いました。
我が家からは3時間ほどかかるのと、いくつか寄り道したので、1日のみの散策となりました!
今回は、2カ所のポイントをまわるコトに。
Russell Falls
マウントフィールドではお馴染みの滝。
往復25分ほどのブッシュウォークです。
タスマニア西部に多い冷温帯樹林。
シダ植物Fern Treeは水の豊かな森の特徴
車椅子の方も訪問しやすように道が工夫されていました
たくさんの倒木が!
苔で彩られたり、土に還りつつあったり
森の姿にトキメキながら、しばらく歩くと、登場!
Russell Falls!
水がすだれのように降り注ぐ姿が、とても美しい!✨
思わず、「わぁ〜〜〜〜!」と声が漏れてしまいました😆
Tall Trees
ユーカリの森でよく聞くのが、キバタンやキイロオクロオウムの声。
ここでも、賑やかなキバタンたちの会話がアチコチで!
コミュニケーション取ってるんだろうなぁ〜と想像できるような声でした😆
ハイイロオウギビタキ(Grey Fantail)の姿もよく見ました!
木から木へ、ヒラヒラ🐦
素敵なビジターセンター
パークパスを持っていない方は、ここで入園料を支払います。
カフェやお土産物売り場もありました!
今回、散策を始める前に、ビジターセンターにて情報収集をしました。
国立公園などに行く際は、案内や展示の方法について学ぶため、訪れるようにしています😊
素敵だったのが、自然環境や野生生物に関する展示。
どんな動物がいるかはもちろん、フンや羽などの痕跡紹介など、動物たちへの関心を持てるような工夫がされています😆
動物に出会うことだけが、動物を知る方法じゃないものね😌
また、ポイ捨て啓発の掲示も多々あり、『Leave no trace』の文字が合言葉のように散りばめられています✨
トイレの手洗い場にて
実際、訪れた場所に関しては、ゴミをほとんど見かけへんかったな(この効果かはわからんけど)
他者への配慮を忘れない
マウントフィールドに限らずですが、自然散策の際に守るべきことについて、お知らせされているのをよく見かけます。
“Plan ahead and prepare”
散策は小さなグループで。
大所帯で来た場合は4人〜6人ずつに分かれよう。
食べ物のゴミは最小限に。
“Leave what you find”
石や植物、その他の自然物を見つけても、持ち帰らない。
先住民などの文化的な地は尊重しよう。
“Respect wildlife”
野生生物の野生を守ろう。
彼らに餌を与えることが、彼ら人との間に軋轢を生んだり、
病気にする原因となる。
“Be considerate of your hosts and other”
他の訪問者を尊重し、彼らの体験の質を守ろう。
これは、マウントフィールドで見かけた約束事の一部。
自然や野生生物、文化、他の訪問者への配慮が、わかりやすく明記されています。
自分たちが楽しい時間を過ごせれば良いという感覚だと、自然や生きもの、他の人たちを傷つけてしまうかもしれません。
大切なのは、まず、自然やそこに棲む生きものたちを思いやること。
それから、他の人への思いやりも忘れないこと。
みんなで優しい気持ちを持ち合えると素敵ですよね✨
タスマニアはほぼありませんが、日本では、森林を訪れた人と野生動物との間で事故が起きることがありますね💦
どんな動物が棲息しているか、動物にとってどういう時期かをしっかりリサーチして、時には訪問を止めるなど一歩引くコトも大切やと思います!
おわりに
タスマニアの魅力が詰まった、学び多いマウントフィールド国立公園。
みんなの思いやりで、いつまでも変わらずあり続けると嬉しいです😌
ここ訪れた目的は、実は森林だけではありません。
公園内の奥地にある、とある施設も訪問しまして。
コチラについては後日ご紹介しますね!
それでは♪
🌱前回の『国立公園』記事はコチラ!↓↓