こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです!
本日、お昼ご飯を食べながらテレビを見ていると、ガーデニングや家庭菜園の番組が。
内容が興味深く、ついつい集中してしまいました。
番組では、
“ネイティブの(その土地の)植物を植えること”
“植物の力を知ること”
の大切さを伝えていました。
ネイティブの(その土地の)植物を植えること
オーストラリアの検閲は、世界的にもトップクラスの厳しさ。
国内の動植物を守ることを目的としています。
ネイティブの植物を!というのは、オーストラリアらしいなぁと思います。
本来オーストラリアにいない種をこれ以上人為的に入れない工夫は、とても大切だと思います
すでにやってきた種を「外来種だから」と目の敵にするんやなくて、この先のためにできることに努めるのが大事よな
植物の力を知ること
今回、「窒素固定」の話もありました。
生物の授業で出てきますね!
ざっくりいうと、マメ科などの植物の根に住んでいる「根粒菌」が頑張ってくれることで、植物の生育に大切な「窒素」を土壌に蓄えることができる、というもの(めちゃくちゃざっくりですが)。
もちろん、窒素だけあればイイってもんじゃないですが、ここもポイントだよ~って感じで紹介されていました😊
自然界でも、遷移の早い段階で窒素固定できる植物が生えてきて、他の植物たちも生えてきやすい土壌になったりします。自然界って凄いよね
🌼🌼🌼
あと、私が特にイイなぁと感じたのは、
“野生動物との付き合い方”
についての話。
野生動物との付き合い方
番組では、畑一帯をグルッと囲み、近隣に棲息する野生動物それぞれに対応した対策が取られていました。
ポッサムは登るのが得意だから、登りにくいように
ウサギは穴を掘るから、掘れないように
といった具合です。
どうしても作物を守りたい場合は、地域に棲息する野生動物の生態を理解して、上手に付き合っていく。
とても素敵だと思います。
日本もオーストラリアも、農家と野生動物との軋轢は悩み事です。
地域の野生動物への理解を深めて、農のやり方を柔軟に考えていく。
彼らと共にその土地で暮らしていくからこそ、大事にしたいことだなぁと思っています。
前に働いとったファームのオーナーも、畑と地域の動物のために頑張っとったなぁ
おわりに
ガーデニングや家庭菜園の番組というと、
この品種がオススメ!
〇〇風ガーデンを作ってみよう!
といった感じなのかな?と思っていたので、素敵な驚きでした😊
こっちに来てから、テレビで「動物保護」「アニマルウェルフェア」「環境問題」というワードを、よく見かけます。
それがテーマの番組もありますし、違う題材の番組にも出てきます。
子供向け番組でも、要所に織り込まれています。
他生物や自然環境への意識を向けさせてくれる存在が、身近に溢れていること。
これも、自然や動植物を愛する人が多い理由の、ひとつなのかもしれないなぁ。
そんなことを思った、昼下がりでした🌸
近所には大木が沢山あり、ポッサムが上り下りする姿も😊