こんにちは、すずめです!
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今日も今日とて、農作業の私たち。
生きものたちとの出会いに、喜びを噛み締める毎日です♪
さて、本日は、オオサンショウウオについて!
“外来”オオサンショウウオが特定外来生物に
中国原産の「チュウゴクオオサンショウウオ」および交雑種が、特定外来生物に指定されることとなりました。
理由は、日本の固有種で特別天然記念物・オオサンショウウオの生存を脅かすため。
以前から議論が続いていました。
この度の指定により、チュウゴクオオサンショウウオの飼育や輸入、譲渡や野外への放出などが禁止になります。
規制は7月1日から施行され、環境省は自治体による駆除も呼びかけていくそうです。。
京都府某所にて撮影
50年ほど前に食用として輸入された、チュウゴクオオサンショウウオ。
野生化し、現在に至ります。
オオサンショウウオとチュウゴクオオサンショウウオ、2種の交雑種は、とてもよく似ています。
そのため、捕獲した上で種の判別が行われています。
博物館やスーパーマーケットなど、様々な場所で
オオサンショウウオの保護研究活動について見かけます
交雑種を含め、滋賀、京都、広島など西日本の2府7県で定着しているとされる、チュウゴクオオサンショウウオ。
京都府で行われた調査によると、鴨川水系に生息するオオサンショウウオの90%以上が交雑種なのだそう😲
減らそうとすることこそ、その地の生態系に影響を及ぼすことになりそうやけど…
チュウゴクオオサンショウウオや交雑種とされる彼らを思うと、胸が苦しいです。。
調べるために捕獲され、また野に返されるオオサンショウウオたちのストレスも心配やなぁ😢
やっぱり「外来種問題」に思うこと
今後の方針については、まだ発表されていないことが多く、これからがとても気になるところです。。
“「在来種」の生存が危ぶまれる”
“農作物被害が深刻”
等、他国からやってきた生きものたちが問題視される、「外来種問題」。
しかし、そもそもの原因となる移動は、人間活動により引き起こされています。
つまり、「外来種問題」は「人の問題」で。
野生生物たちに責任を押し付けるのではなく、私たち人間側の考え方や行動を改めることが必要であると感じます。
ペットブームはホンマに深刻よな…💦ペットショップでの販売の他、即売会やカフェ、インターネット取引etc… 動物のやりとりが氾濫しとう
野生生物の保護がすすむオーストラリアは、人による生物の移動も厳格に規制していたよね!
外来種問題に関して、「飼育している動物は、逃さず最後まで飼育すること」といった呼びかけをよく見かけます。
それはもちろんなのですが。
それだけでは根本の解決にはならないと思います。
近所の畑で出会ったアライグマさん
野生生物たちが本来の生息地で、仲間たちと共に暮らしていけるように。
懸命に生きる野生生物たちの存在が、尊重されるように。
社会の在り方が見直されていくことを願っています。🙏
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