こんにちは、すずめです。
現在、オーストラリアのタスマニア島にて暮らしています。
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オーストラリアでは本日(2023年4月8日)から4日間、イースター休暇です。
町の至るところにウサギのお人形が飾られ、スーパーにはウサギ型のお菓子が並び、すっかりイースタームード!🐰
日本出身・初イースターな私には未知の世界観です!
フォルムだけで可愛さを放つウサギさん
ウサギといえば、私にとって複雑な記憶の残る動物でもあります。
この機会に、ウサギとの思い出を振り返ってみました。
いや、大好きなんですけどね!
ポートアーサーにて撮影
小学校でウサギの飼育を担当
小学5年生の頃、私は飼育委員をしておりました。
当時、学校には数羽のウサギが飼育されていて、お世話は委員会に属する4~6年生が交代で行う形です。
数ある委員会の中でも飼育委員は断トツに不人気で、「すずめさん生きもの好きでしょ?」という理由で抜擢 (苦笑)。
(ホントは音楽委員が良かったんや、わたしゃ…)
そんなこんなで泣く泣く飼育委員となったワケですが、実際にお世話をしてみると、元来生きものloverな私。
ウサギが可愛くて可愛くて…「フヒヒ…垣間見しーちゃお」とウサギ小屋に足繫く通う日々が続いておりました😂
🐇🐇🐇
そんなある日、事件は起こりました。
登校すると何故かウサギが一羽減っている。
え??え??脱走…!?!?😱
状況が読めない私。
誰に聞いて良いのかわからず(今考えれば先生ですよね)、そのまま一日が過ぎようとしていた放課後。
同学年の飼育委員の子と一緒に、先生に呼ばれました。
「ウサギのことだけど…」
先生から告げられたのは、小学生の私には衝撃的すぎる内容でした。
唐突な別れ
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昨日の放課後、ウサギは亡くなった。
死因は、6年生の女子数人がウサギを繰り返し壁に叩きつけたことによる、虐待死。
その後、どういう流れか先生の知るところとなり、発覚。
亡くなったウサギは、殺した6年生たちの手で中庭の隅に埋葬された。
あまりのことに、当時の私は言葉が出ませんでした。。
先生から、
「酷い話だから他の生徒には伝えないことに決まったけど、飼育委員のあなたたちには話しておくね」
というようなニュアンスの事を言われたと記憶しています。
こんなにも残酷なことが出来る人がおるんやと、とてつもなくショックで。。
そして何より、ウサギはどんなに怖かったか、痛かったかと、胸が苦しくて悲しくて仕方なかった…
先生の「他の生徒には伝えない」が影響したのか、当時、家族にも話せず独り悶々としていました…
学校飼育が心の傷に
今思い出しても、とんでもない事件だったなと、恐ろしいし悲しいです。
飼育委員時代の記憶はコレだけといっても過言ではない。
それくらい、小5の私の心に深い傷を残した出来事でした。
ウサギの他、「サケの稚魚を飼育して川に放流する」といった学校飼育(理科の一環かな?)もあったのですが、水槽を叩いたり、ストレス防止の目隠しを壊す生徒がいて、サケたちにとっては恐怖でしかなかったよなぁと思います。😢
(サケの状況を知って以来、休み時間に水槽の門番みたいなことをしてました。若いですね)
ウサギもサケも、学校側は良かれと思って飼っていたのでしょうけど…
正直、辛い思い出ばかりですね…
🐇🐇🐇
近年、学校飼育は減少傾向だそうです。
『児童が生き物への親しみを持ち、生命の尊さを実感するために、学校における継続的な動物飼育を行うことはやはり意義があること … 各学校において適切な動物飼育が行われるよう周知し努めてまいりたい』
とのコメントがあったよう。(全文はコチラ)
私としては、自身の経験を鑑みても、学校飼育が再興することに賛同できない気持ちです。
実は、学校飼育については、大人になってから改めて考えさせられる機会がありまして。
長くなってしまうので、ソチラは次の記事にてお話しさせていただけたらなと思います。
新年度から暗い記事になってすみません…🙏💦
それでは、また次回!