こんにちは、すずめです!
現在、ヤマセミさんと二人でオーストラリアのタスマニア島にて暮らしています。
🌱【タスマニアの動物記事】はこちら↓↓
本日は、オーストラリアの野鳥・キバタンについて ちょこっとお話したいと思います♪
キバタンって?
キバタン(Sulphur-crested Cockatoo)は、オーストラリアに棲息する大型のオウムです。
黄色い冠羽と真っ白の身体が特徴的な、とっても綺麗で可愛い鳥さんです💖
翼と尾羽の裏側もふんわり黄色で、本当に素敵な色合い!
オウム特有の大きいくちばしも、大変キュートですね🥰
山奥にいることもあれば、街中で見かけることもあり、幅広い環境で棲息しているイメージです。
私たちがキバタンと出会うときは、必ずと言っていいほど、団体さん!
一羽でいる姿は、ほとんど見たことが無いかな🤔
現在の職場(以前とは別のオーガニックファームです)付近に寝床があるのか、朝出勤すると、何十羽もの御一行が木から飛び立っていくのに遭遇します。
鳴き声が凄いので、なかなかの迫力…!
キバタンはハートフル!
団体行動のイメージが強いキバタンですが、仲間同士で触れ合う姿を見かけることも!
とんでもなく可愛いですね…🤤💕
右のコの感情がいまいち読めませんが笑
いやぁ~~もう、ありがたや~ありがたや~と拝みたくなりますね…🙏✨
これだけ愛情深いワンシーンを見ると、彼らが群れで行動するのもわかります✨
日本でのキバタン
オーストラリアで大変ポピュラーなキバタンですが、日本ではペットとして人気です。
キバタンの飼育について調べてみると、
性格:賢い・社交的で寂しがり
寿命:飼育下で40~50歳
という情報が多く出てきました。
自然界では群れの中で、時にコミュニケーションを交わしながら暮らしている彼らです、“社交的”なのは妥当だし、仲間たちがいなかったら寂しがることでしょう。
確かに、キバタンはとっっっても愛らしいし、人気なのも頷けます。
でも、大きな翼で仲間たちと共に空を羽ばたき、木で休み、好きな相手とじゃれ合っている姿を思うと、鳥かごの中で50年もの月日を過ごすのは、心苦しいですね。。
とある山中にて。周りの木にも何十羽といました
一方、棲息地であるオーストラリアでは、場所によっては“害鳥”とされているようで。。
保護種のため、駆除には許可が必要とのことですが、悲しい話です…😢
「人間都合」で生かすも殺すも、生き方すらも決められてしまっているんですね。
私たち人間は、相手の性格や境遇、個性を慮って、思いやれる生きもののハズ。
その優しさは、キバタンたち野生動物に対しても、きっと向けることができます。
彼らのことを知り、彼らが“いるべきところ”で安心して生きていけるような、優しい社会になっていってほしいです。
おわりに
知らない土地で飼われたり、邪魔者扱いされたりと、なかなか辛い立ち位置のキバタン。
キバタン以外にも、オーストラリアにはたくさんの動物たちが暮らしています。
その中には、日本と繋がりのある動物もいます。
私たちのタスマニア生活は、残すところ7か月を切りました。
少しでも多くの動物たちの「本来の姿」を日本に届けられるよう、これからも発信し続けたい!
まだまだ未熟な私たちですが、今後とも応援いただけますと嬉しいです🙏✨
このブログで度々登場するアカビタイキクサインコも 日本で飼育されているそう
撮影:ヤマセミさん@ブルーニ―島
★最後まで読んでいただきありがとうございます★
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