こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです!
🌱【オーストラリアの環境問題の記事】はコチラ↓↓
タスマニアに来てから、朝はニュースを見ながら用意をしています。
日本にいた頃ほど、周りから情報を得られない私たちにとって、貴重な情報源のひとつとなっています(ネットニュースは自然関係のものだけ時々チェックしています)。
コチラのニュースは、キャスターさんが最近の出来事を淡々と読み上げていくスタイル。
必要なことだけ教えてくれる感じが、スッキリしてて好きです😊
さて、日々のオーストラリアや世界の情報を教えてくれるワケですが、良く感じることがあります。
寄付金の集まる速度が速い…!!
ニュースなので直近の事故や自然災害についても放送されるのですが、続報の時には寄付金の集まり状況も公開されます。
あれ?これって昨日あったことだよね?
いつの間に寄付が立ち上がって、呼びかけがあって、こんなにも集まってたの??
これは寄付文化の浅い日本で育ったからこその感覚なんでしょうか…🤔
最初は驚きましたが、困っている誰かのために瞬時に行動を起こせるのは、本当に凄いなぁと思います。
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テレビCMでも、野生動物の保護活動、発展途上国の子どもたちの医療、ホームレスの方のためのテントなど、様々な協力の呼びかけがされています。
「ヴィーガンという選択肢があるよ~」という内容など、生き方を提案するようなCMもやってます!
社会問題を自分のこととして意識できるような仕掛けが、日常に散りばめられているように感じます。
ボランティアに駆け付けたり、物資を送ったり、動物を迎えたりといったアクションは、すぐできるものでもありません。
そんな中、自分たちの気持ちを今すぐ届けたい!今、力になりたい!という思いが、“寄付”という形で表れているのかな。
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自然保護団体に勤めていた頃、ボランティアさんや賛同くださる企業・団体さんの寄付で、活動が成り立っていました。
寄付だお金だと卑しく感じるかもですが(苦笑)、野生動物の保護、遠方での森林調査、ロビー活動のための国会訪問etc…
お金が無いと出来ないことがたくさんありました。
職員である私のお給料もそこからいただいており、申し訳なく感じていたことも💦でも、ある方から“毎日活動のことを考えて努める人、ボランティアさんたちをまとめてくれる人がいないと、成り立たないよ。職員さんは必要だよ”と言っていただいたことが、私を前向きにさせてくれました😌
自分らの生活を支えることも大切やしな…特に奨学金の返済はネックやわ💦
もちろん、一緒に現地で活動してくださるボランティアさんの力も絶大!
支えてくださる方々の存在って、こんなにも心強いんだなぁ、と日々ありがたみに浸っていました✨
社会問題は“自分ごと”
ここタスマニアに来て、市民が社会問題を「自分も力になれる」ことだと、自然に意識できるような環境づくりがされているように感じています。
私たちの住む町のカフェや掲示板には、近所の川に棲むカモノハシを守ろう!と呼びかけるポスターが貼られています
今回は寄付のお話でしたが、形はいろいろ!
ボランティアに参加すること、自身の暮らしを見つめなおすこと、誰かに伝えること。
1人ひとりにあった形で、みんなが何か行動を起こせたら、社会って大きく変わるんだろうな😊
そして、そんな社会を未来に繋いでいくために、子どもたちが“自分ごと”だと自然に感じられる機会を、私たち大人が作っていきたいですね✨
寄付については、運用実態が不透明なものがあるのも事実です💦なので、よく調べられてからが良いとは思います!
なんか最初から最後までお金の話になってもたけど、お金に縛られない世界になってほしいと願っとります