こんにちは、ヤマセミとすずめです!
数日間、旅に出ておりまして。
その中で、2日間にわたって、野生動物・飼育動物に関するシンポジウムに参加しました。
車での移動中に雪が降り始め、
粉砂糖をかけたかのようでした
発表者は、大学の研究者や学生、飼育施設の関係者、野生動物調査員など。
各活動を、広く一般市民に知っていただくことを目的とした会です。
調査研究や飼育施設の取り組み、動物福祉、環境教育など、動物に関するあらゆるテーマをもとに、開催されました。
講演での学びなどは、追々ご紹介できればいいなと考えておりますが…
本日は、シンポジウムそのものについて、思うことをザックリと。
なんせ、私たちは憤りを覚えています。
(今回は愚痴多めです😂💦)
主催者の本音を聞いて
1日目は現地&オンライン参加、2日目は現地参加のみという形。
あわせて300名以上の方が参加されたようです。
私たちは2日とも聴講したかったため、はるばる現地へ。
聴講者も名札を付けるのですが、名前と共に肩書が書かれていまして。
見ると、大学・飼育施設関係者の多いこと!
会場に入った瞬間から、アチコチで名刺交換が行われていました。
何の大学名も施設名も背負っていない私たち、若干のアウェー感が…😂
🐘🐘🐘
さて、私たちが強い憤りを覚えたのは、2日目のこと。
休憩中に隣室(お茶やコーヒーをいただけるスペースがありました)で飲み物を飲んでいると、近くにおられた主催者と大学関係者が、立ち話を始めました。
大学関係の方が、2日目はなぜ現地参加のみなのか?と質問しました。
すると、主催の方は「炎上するから」とバッサリ。
その後の会話から、“動物福祉を考える人=面倒な意見をしてくる人”と嘲っているような様子が伺えました。
因みに2日目の講演には、動物への配慮に欠ける内容が、要所に見受けられました。
意見や指摘も、出るだろうと思います。
講演内に、他言語を使われる方々を排除するような発言もみられました。。とても悲しいです😔
他者(人含む動物たち)を下げて笑いを取る雰囲気が所々にあって、やな感じやったな。10代の方々の参加も多かったし、これが普通やと感じてほしくないな…
もちろん、発表者みんながみんな、というわけではありません。
ただ、モヤモヤが積み重なっていく会であることは確かでした。
市民参加ってなんだ?
距離や事情があって現地まで足を運べない方が、たくさんおられたと思います。
実際、参加者の半数以上は、オンライン参加でした。
違和感もあったけど、学びもあった、今シンポジウム。
多くの市民が「炎上」を理由に排除され、とても残念です。
面倒ごとを前もって締め出し、都合のいい形で進んだ今シンポジウム。
“広く一般市民に知っていただくことが目的”と言えるのか、疑問です。
「動物のために」といった言葉が飛び交っていましたが、このようなスタンスで設けられた場で、動物たちが生きやすい未来は想像できませんでした。
おわりに
終始辛口でスミマセン…💦
何せ、漏れ聞いてしまった内情や雰囲気に憤りを覚えた、というお話でした。
動物たちが生きやすい未来は、誰もが願っていいはずです。
暴力的・差別的でない限り、決めつけで排除せず、個人の思いが尊重されてほしい。
立場や肩書関係なく、みんなで考えていける社会であってほしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙇