こんにちは、ヤマセミとすずめです!
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先日、近所でキツネを見かけました🦊
季節の巡りを感じる日々です。
さて、本日は、とあるニュースについて!
ざっくりいうと、「様々な世代が動物実験について考えられる機会を」と、高校生の方が絵本を製作した、という内容です。
アースデイや文化祭での発信、電子書籍として販売するなど、様々な活動をされているようです。
ニュースを読みながら、凄いなぁと思っていたのですが…
コメント欄に、少し悲しくなりました。
コメント欄を読んで
今回のニュースの中から、保科さん(高校生の方のお名前です)の意思の全てはわかりません。
その中で読み取れるのは、
“市民が動物実験について考えるきっかけをつくりたいこと”
“賛成・反対を言っているわけではないこと”
コメント欄には、
「人間は他生物の犠牲の上に生きている」
「声をあげるだけではダメ」
「賛成か反対かはっきりしてほしい」
といったニュアンスが度々見受けられました。
「そんなこと言ってもしょうがない」的な、“あきらめ”の雰囲気が多いようにも感じます。
気づきの先に学びを
日常生活の中で知る・考える機会がなかなか無い、動物実験。
保科さんは、そのきっかけを作ろうとしています。
日用品の中には、動物実験を行っているものがたくさんあります。
そんな中、動物実験を行わずに製造されている製品(クルエルティフリー)も増えてきて、使用実績も蓄積されてきています。
“動物実験を必要としない”選択肢が増えているのは確かです。
クルエルティフリーは一例ですが、調べたり考えてみることで、いろんな可能性のヒントが見えてきたりします
新しい製品を求めすぎることも、新たな動物実験の機会を生むことに繋がってるんかな~とか
保科さん自身も、どうしたらいいのか悩み。
でも、それでも、動物たちのために何か変わってほしい!と願っているからこそ、市民に協力を求めているのではないでしょうか。
“知ること”は“変わること”の第一歩。
気付きを得た私たちひとりひとりが、その先の学びや選択に繋げていけたらいいなと思います。
0か100かで立ち止まるんじゃなくて、出来ることを考えていきたいよね
おわりに
今ニュースを受けて、“他者のために”自身の足で調べて、学んで、悩みながらも歩み続ける行動力は本当に凄いと感じました。
行動圏や人脈が広いおとなであっても、なかなかそこまで踏み出せません。
今回に限らず、「声をあげるだけなんて…」という言葉をよく耳にしますが、声をあげるのは、とても勇気がいります。
顔や、時には実名を公表することにもなります。
自身の人生の時間を使って学びを深め、準備をして、世の中の“当たり前”に立ち向かっていく、根気のいる行動です。
その声を聞いた人が、“当たり前”について立ち止まって考える機会を与えてくれる、大切な行動です。
勇気を持ってあげた声が、掻き消されない社会であることを願っています。