ここ数年、日本でもタスマニアでも農業に携わっています。
子どもの頃は何も考えずに食べていた野菜。
大人になって、自分で買い物するようになってからは、自分の作りたい料理に合わせて買っていました。
環境面からオーガニックの方がエエなーとは思っとったけど、旬に関してはあんまり意識してへんかったなー
それから、田んぼや畑の広がる田舎に移住し、就農したことで、野菜ついて色々と考えるようになりました。
日本で農業に携わって
バジルは寒くなってくるとすぐに花が咲きました。
ほんで虫たちが喜んでました(可愛い)
日本で初めて農業に携わって、野菜の種類が、一年を通してどんどん移り変わっていくのを目の当たりにしました。
気温や日照時間、降雨量などの環境条件により、時期に合わない野菜を育てることは難しいです。
でも、スーパーへ行くと、年中通して同じ野菜が手に入りますよね。
温室を使うことで栽培できる期間を長くしたり、暖房器具を用いて旬の季節でなくとも栽培が可能だったりします。
また、日本でも北と南で旬の時期がずれるため、日本中から取り寄せたり、海外からの輸入に頼ることで、季節関係なく安定して野菜が揃えられています。
家庭菜園をしてみて
ホンマに畑?って感じですが…😅
野菜たちはゆっくり成長してました
日本での田舎暮らし中、家の裏で家庭菜園をしていた私たち。
あの野菜育てたいなーと思っても、季節ちゃうやん!ってコトもしばしば。
種まきの時期を間違えて芽が出なかったり、収穫しきる前にトウ立ちしてしまったりと、いろいろありました…(遠い目)
無農薬・無肥料の自然栽培でやってみた菜園、収穫できた時には、すずめさんと喜びを分かち合ってました!
季節はもちろん、その土地に合った野菜を選ぶのも大切やと、経験をもって学んだなぁ
タスマニアで農業に携わって
タスマニアに来てからも、スーパーでは、基本的に通年同じ野菜が手に入ります。
ただ、地産地消にこだわったお店や、ファーマーズマーケットに行くと、並んでいる野菜の顔ぶれが徐々に変わっていくのがよくわかります。
渡豪してから2か所のオーガニックファームを経験した私たち。
小規模と大規模という真逆の立ち位置ではありますが、露地栽培というコトで、野菜の種類は季節の巡りに合わせて変化しています!
現在のファーム(2か所目)では収穫されてきた野菜の泥取りや箱詰めなどを担当してますが、葉や実のツヤや生き生き感(?)が、日を追うごとに変わっていってる気がします!
1か所目のファームは、より自然豊かな場所だったので、気温や雨、日長だけじゃなく、木々や草花の移ろい、訪れる野生動物、風の流れなど、いろんなものと一緒に野菜たちの変化を感じていました😊
おわりに
田舎暮らしや農業を通して、野菜の“旬”をたくさん感じた私たち。
年中通していろんな野菜が手に入る今だけど、その時季に合った野菜がエエなぁと思うようになりました。
野菜たちにとっても、彼らに合った時季にのびのび育ってくれると嬉しいし、環境面から、船やトラック等を使って運ばれるよりは地元で育ったものをいただきたいです✨
「この料理を作るからあの野菜が必要!」ではなく、
「この野菜があるからあの料理を作ろう!」
という思考で暮らす日々は、なんか幸せです😊
これからも旬の野菜を追っていきたい所存です!
ほんなら!
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