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【タスマニア】大規模オーガニックファームで6か月働いて見えたもの


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こんにちは、タスマニアでワーホリ中のヤマセミです!

 

 

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yasai414.hateblo.jp

 

 

今日は、半年働いたオーガニックファームでの仕事最終日でした。

 

人間関係でしんどいこともありましたが、心地よく終えることができ、ホッと一息ついています。

 

今回は、そんなファームでの振り返りをしていきたいと思います!

 

 

 

 

ファームの情報

どんなとこで、どんなことした?

初めに配属されたのは、収穫された野菜の検品や箱詰めを行う倉庫。

倉庫の周囲は、畑や牧場で囲まれています。

 

最後の1ヶ月ほどは、畑の草取り作業に。

大手でたくさんの畑を持っているのですが、私たちはニンジンとビーツ畑が持ち場でした。

 

 

 

ビーツ畑は家から車で1時間!😂



 

しんどい?体力は必要?

体力的には、前に働いていたファームの方がしんどかった!

ただ、今回のファームも、また違った大変さがありました。

 

 

倉庫では、ひたすら野菜の検品をすることや、ひたすら野菜のカットをすることが多く、立ちっぱなし。

目も疲れるし、身体の一部分を酷使するので凝りが酷かったです😭(みんな肩や腰をまわしながら耐えてました)

 

 

畑では、基本的に同じ作業が長時間続くので、体力というよりは忍耐力が必要で。

みんな「休憩まだー?」「お腹空いたー!」って叫びながら頑張ってました!

 

また、タスマニアは寒暖差が激しく、晴れたら暑くなるし、曇りの時は寒くて、鼻水たらしながら作業してました。

 

 

 

雇用形態は?

この仕事を始める時に、一週間の休暇を2度お願いすることが決まっていた私たちは、半年という短い雇用期間でそんなに休暇とって大丈夫やろか?と不安になっていました。

 

ですが、契約前にそのことを伝えたところ、「全然いいよー!」とのお返事。

安心して働くことが出来ました。

 

 

また、急に休みが必要になることも何度かありましたが、休みに寛容(?)な職場だったので、咎められたすることは全くなかったです。

 

雇用形態がカジュアルの従業員が多いから、急に休む・辞めるということにも耐性があるのかもしれへんな…

※有給休暇などの権利や時間の保証がないかわり、時給が高い雇用形態。

 

 

 

大変だったこと

休みが多い…。

上記の逆パターンで、職場から「明日休み!」と急に言われることもしばしば。

 

 

🌱コチラの記事で紹介しています!↓↓

yasai414.hateblo.jp

 

 

貯金大丈夫かなと不安になりながらも、ファーム仕事が少ない冬季に半年間雇ってもらえただけ良かったな、と2人で励まし合っていました。

急に出来た休みも、何やかんや楽しませてもらいました😂

 

カジュアルは突然クビになることも多いと聞きます💦(ワーホリでもよくあるようです)

 

 

人間関係が難しい

一番苦労したのは、なんと言っても人間関係。

以前お話しましたが、私たちは一部の方々から嫌がらせを受けていました。

 

 

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yasai414.hateblo.jp

 

 

実はその後、嫌がらせのリーダー(?)的なスタッフが辞めまして。

 

私たちがホリデーを取っていた期間の出来事だったようですが、なんでも他のスタッフの方と衝突があり。

急遽退職することになったそう。

 

その後は特に何事もなく、職場の雰囲気も心なしか穏やかやったな!

 

規模の大きい職場だと、従業員数が多い分、様々な人がいます。

また、オーナーやスーパーバイザーの目も行き届きにくい。

大きい小さいに限らず、労働者の人権は守られるべきですが、広い敷地で大人数が働くような労働環境では、いろいろな問題が表面化しにくいのかもしれません。

 

もちろん、少人数の職場でも、人間関係の問題はあります!みんなが心地よく働ける社会になるとイイよね

 

 

大規模で働いてみて

1つ目のファームが家族経営の小さなファームだった事もあり、大手での仕事はもの凄いギャップでした。

 

最初は、前のとこがエエな~と思いながらの作業で。

今でもやっぱり前のとこが好きですが、たくさんの人が利用する大手スーパー等に、オーガニックの野菜を届けていることは、大切な役割だなと思います。

 

 

 

オーストラリアの大手スーパー。

オーガニックや量り売りが多いです



 

大規模となると、機械が多いんやろか…と思いつつ、意外と人の手で作業することが多かったのもポイント!

働き手が野菜の成長を少しでも感じられるのは、良かったです😌

 

 

また、形や大きさなどの事情により出荷できない野菜たちは、従業員が持って帰ったり、近くの牧場の牛に食べてもらっていました。

 

スーパー側も、曲がったり割れた野菜をまとめて安く販売するなど、廃棄を減らすための工夫をしていました😉

 

 

 

こんなジャガイモがいたりします

 

 

おわりに

本日で、タスマニアで予定していた、10か月間の就業が無事終了しました😌

職探しもすんなりいき、本当にありがたかったです。

支えてくれた たくさんの方々に、感謝しかありません…✨

 

小規模と大規模、両方の有機農業を経験できたことは、良い学びでした。

 

小規模で家族や近所の人々を賄う農業の方が環境負荷が小さい、とは思います。

ただ、大量に食料を生産することのできる大規模な農業が多い今、今回のファームのように“有機農業”を選択してくれるのは、多くの消費者にとって良いことですね。

 

消費者からの需要が高いからこそ有機でやっていける、ということでもあるのかな😊

消費者の意識と作り手の意識、両方が高まって、日本も変わっていけるとエエな

 

今日からしばらく無職となりますが、節約して楽しく生きていこうと思います!

 

ほんなら!

 

 

★最後まで読んでいただきありがとうございます★

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