こんにちは、アフリカ大陸にて2人旅中のヤマセミです!
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南アフリカは、ただいま真夏真っ盛り。
日中はもちろん、夜中も寝苦しいことはしばしば。
体感的に、オーストラリア時代よりも断然暑いです。
数日前まで滞在していたファームには、エアコンや扇風機がありませんでした。
ここが珍しいわけではなく、この旅中は冷房がない宿泊施設が多いです。
お店へ行っても冷房は少なく、快適空調空間に慣れてる私たちは、最初はヒィヒィ言うてました。
南アフリカの電気事情
南アフリカでは、場所によっては計画停電が日常的にあり、「この辺りは何時から何時まで電気が使えません」というような感じです。
少し電力を使っただけでブレーカーが落ちるお宿もありました!
南アフリカの電力の不安定さが垣間見え、屋内が暑いのも頷けます。
ファームのオーナーさんのお手伝いで、
チャリティーショップにて店番をした時のこと。
日陰の素晴らしさを痛感しました
日本では、夏に暑い外を歩いていても、お店に入るとヒヤ~っとした冷気の中で体を冷やすことのできる機会が多いです。
正直、有り難いなぁと思ってました。
でもその分、電気をようけ使っとんやなぁ、と複雑な気持ちも抱きます。
暮らしの可能性を知る
ここでの日々から、暑くても意外と大丈夫なんやなぁって、自分の暮らしの可能性的なものが見えてきている気がします。
前のオーナーさんのとこは、自前のソーラーで電気を賄っていました。
毎日の発電量はそこまで高くなく、天候に当然左右されます。
こまめに発電量を確認しながらの暮らしでした
3人で暮らしていくためには、電気を必要最小限に抑える必要があって。
暗くなったら電気を使わない、スマホやパソコンの充電は控えめに、といったことを意識していました。
因みにWi-Fiも、オーナーさんのお家のを貸していただけましたが、毎月の制限があるので、極力使わない生活を送ってました。
そもそも、アフリカに来てからネット・電気が無い環境は多かったけどな
そんな暮らしから、自分たちがいかに電気を使っていたか、ネットに触れる機会が多かったかが見え。
意外となくても平気なんやなってラインを知る機会になりました。
地下水を汲み上げながらの生活だったから、お水も考えて使う必要があったよね!
オーナーさんとこでは3人での暮らしやったけど、これは都市生活に置き換えても同じやなぁって思います。
1人ひとりが自分の生活に本当に必要な電力のラインを見つけることは、みんなの暮らしを守ることに繋がって。
発電施設の新設ラッシュの現代で「これ以上作る必要ある?」と思い留まることにも繋がるんやないかな。
高速バスの車窓から。
南アフリカも様々なエネルギー問題を抱えています
おわりに
「エコのためや!」と極限の暮らしに移行するのはしんどいし、誰でも出来ることやないけど。
みんなが暮らしのいろんな部分をちょっとずつ意識したり、自分にとって大きな負担にならない部分から変えていけるとエエなぁって思います。
なんせ、自分の暮らしを振り返ってみることが大事やないかなと!
私たちも、ここで感じたことを忘れずに。
風通しの良い日陰で、たまに吹く風に癒されながら生活していけたらなぁと思います。
ほな!