こんにちは、すずめです!
私は、子どもの頃から「ものづくり」が好きでした。
自分のイメージを形にしてみたい!という思いがあって。
椅子や筆箱、カバン、着せ替え人形の本体とお洋服etc...
いろんなものを手作りしていました。
中でも、私にとって長い付き合いなのが、ぬい物。
4,5歳くらいの時に、母が初めて針を持たせてくれて。
見よう見まねで、いろんなものを作り始めました。
そんなこんなで、暮らしの中には、常に針と糸がありました。
ものを買うようになって
働くようになってから、必要なものをお金で手にするようになっていきました。
「何を選択し、購入するか?」は、とても大切なこと。
日常的に使うものや消費するものの生い立ちを知り、選択することが、自然環境や生きものたち、生産者への配慮に繋がります。
(“購入しない”選択も大切ですね!)
🌱コチラの記事でもご紹介しています!↓↓
ただ、社会に出てからしばらくは、仕事に全力といった感じで。
心にゆとりがなかったのかもしれません。
いつの間にか、買うばかりで、ものづくりからはすっかり遠ざかっていました。
そんな慌ただしい日々の中、ヤマセミさんと出会い。
実現したい未来も、抱えていた悩みや苦しみも似ていた私たち。
もちろん、違う部分もあって、そこから新しい刺激をもらって。
ちょっとずつ、心のゆとりを取り戻していきました。
“手作り”を思い出して
その頃、私の手元には、しじら織の端布がありました。
端布といっても、すこし大きめの布が数枚。
たまたま余りものをいただいたのですが、使い道を見出す気力がありませんでした。
綿で出来た、柔らかくて心地の良い肌触りの、しじら織。
ヤマセミさんと私に向けて、何か作れんかな?
そう思って手作りしたのが、部屋着です。
5年以上、ほぼ毎日着ているので、大分くたびれてきました。
お直ししながら着続けています
いつか着物で暮らしたいと話していたヤマセミさんには、甚兵衛を。
私用には、スカートを縫いました。
これまで私の中で普段着や部屋着の区別はなかったのですが、心からリラックスできる服があったら素敵だな~と思って、あえて“部屋着”としました😃
夏場は寝巻にしたり、外出の時にも構わず着とうで~😊
縫い糸には、オーガニックコットンの糸を選択。
いろんなことを思いながら、大切に縫い進めた、部屋着たち。
オーストラリアやアフリカも一緒に旅した、とっても大切な仲間です。
ちょこっとした、嬉しかったこと
この部屋着を着ていると、「その服、イイね!」と言っていただく機会が、時々ありまして。
印象深かったのが、南アフリカ共和国を旅していた時のこと。
ボランティア先で、刺繍小物の製作・販売活動をされている方に出会いました。
初めてお会いした時、突然、私のスカートの裾を掴んで、じっくりと観察し始めまして。
びっくりして固まっていると、
「とても良いものだね、日本のもの?」
と訊ねられました。
その方は、日本の伝統文化やものづくりに関心があるのだそう。
「着物に使う布の余りで作ったよ」
そう伝えると、とても喜んでおられました。
環境に配慮したものづくりにも関心のある彼女は、“端布”という点も気に入ってくださったようです。
彼女のアトリエには、愛の溢れる刺繍小物がたくさん!
アフリカ旅では、様々な手仕事との出会いがありました
過去にも、このようにお声掛けいただくことが時々あったのですが、最初は恥ずかしくて…
最近は、素直に嬉しいと言えるようになってきて。
「好いてくれてありがとう」の気持ちと、この服に込めた想いもお伝えできるようになりました😌
おわりに
長くなりましたが、心地よい服と一緒に、日々を暮らしているよ、というお話でした。
現在、私が来ている服の大部分は、
・ずっと前に買ったもの
・お下がり等のいただきもの
・中古
・手作りしたもの
といったラインナップです。
お直ししたり、別のものに作り変えたりしながら、愛用しています。
私とヤマセミさんとの暮らしは、近い未来、新しい形になる予定です。
慣れないこと、大変なことが、てんこ盛りな予感しかしませんが…
大切にしたいことを見失わず、これからも歩んでいきたいです🍀
それでは♪
★最後まで読んでいただきありがとうございます★
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