必死のパッチでエコライフ!

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自然保護につながる様々な取り組みを、田舎の片隅から発信中!

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服選びはエシカル活動!環境や動物に優しいファッションとは?


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こんにちは!オーストラリア・タスマニア島でワーホリ中のすずめです♪

 

 

🌱【以前のエコ記事】はコチラ↓↓

 

 yasai414.hateblo.jp

 

 

 

今回のテーマは、ファッションについて。

 

服は暑さ寒さ対策だけでなく、デザインや着心地を楽しめたりと、日々を素敵に彩ってくれますよね♪

そんな毎日の必需品が、実は自然環境や生きものにとって、大きな問題となっています…

 

 

 

 

 

悩ましきファッション産業

ファッション産業は、原材料の調達、生地・製品の製造、輸送、廃棄に至るまで、様々な形で環境に影響を与えているんです😱

 

 

 

繊維の問題

ポリエステルなどの合成繊維は、石油資源の使用、工場でのCO2排出などが問題となっています。

 

そして、世界的な課題であるマイクロプラスチックとも関係が!

合成繊維製の服を洗濯することで、何十、何百万ものマイクロプラスチックが放出されてしまうのです。

一説では、海に漂うマイクロプラスチックの35%が衣服に由来するとか…!

 

 

🌱コチラの記事でも触れています↓↓

 

yasai414.hateblo.jp

 

 

ほな天然繊維なら大丈夫?となりますが、コチラも安心できません。

天然繊維で人気の高いコットンは、綿花の栽培時にたくさんの化学肥料や農薬が使用されています。

 

 

 

ファスト・ファッションの問題

衣服の大量生産・大量消費も問題視されています。

その主な原因となっているのが、ファスト・ファッション

ざっくり言うと、“最新の流行を取り入れながら低価格に抑えた衣料品を、短いサイクルで大量生産・販売する”というもの。

 

 

環境省のデータ(調査期間:2020年12月~2021年3月)によると、

 

1人あたり(年間平均)の衣服消費・利用状況】

 購入枚数:約18枚

 手放す服:約12枚

 着用されない服:25枚

 

なんだとか!注1

 

因みに、手放す方法の約7割が「ゴミとして廃棄」なのだそう😢

 

ファストファッションの拡大で、「まだ着れるけど今年の流行には合わんなぁ…」「安いからつい買ってもうた」といった流れが生み出され続けているように感じます。

 

 

 

動物由来素材の問題

動物由来の素材といえば、毛皮や羽毛、皮革などですね。

これらを調達するために、たくさんの動物たちが苦しめられ、犠牲になっています。

 

例えば羊毛。

ここオーストラリアは世界最大の羊毛産出国として有名です。

 

 

 

タスマニアでは町を外れるとよく見かけます

 

 

 

因みに、生産量の7割を占めるメリノウールにおいて、ミュールジングという方法がとられています。

ミュールジングとは、毛足の長いメリノ種の臀部が汚れて虫がわかないよう、その部分の皮膚や肉を切り取るといったもの。。

 

その残酷さから、お隣のニュージーランドでは既に禁止されているのですが、オーストラリアでは今現在も行われ続けています(やめる宣言をした羊農家さんもおられます)

 

 

 

🌳🌳🌳

 

 

 

この他、製造の際に多量の水が必要となる、売れ残った衣服の大量廃棄、児童労働や長時間労働など、多くの問題をはらんでいます…

 

 

 

服選びで気を付けていること

大変悩ましいファッション産業ですが、服は毎日着るもの。

何をどうしたらイイのー!?と悩まれる方もおられるかもしれません。

ここからは、私が服を買う際に気を付けているポイントをいくつかご紹介します!

 

 

 

オーガニックの天然繊維を選ぶ

 

マイクロプラスチックを考えて、天然繊維がイイ!

でも農薬や化学肥料の影響も気になるし…

ということで、オーガニックコットン(有機栽培のコットン)を選ぶようにしています。

 

因みに、購入する前にはブランドの理念や透明性等を必ずチェック!

最近は、環境保護フェアトレードを重視したブランドが増えています。

素敵なブランドを応援したい!という気持ちも込めて、購入させてもらってます♪

 

 

🌱オーガニックコットンにこだわり、国産の綿も応援しているブランドです♪

www.pristine.jp

 

 

 

セカンドハンドを利用する

 

ずばり中古ですね。

日本には古着屋さんがたくさんありますが、綺麗な服・まだ着られる服の宝庫!

私の普段着のほとんどは、セカンドハンドとなっています。
お店に行った際は、天然繊維の服を必死の形相で探しております笑

 

 

 

長く着続けられる服を選ぶ

 

これは幼少期より母から教わってきたことなのですが、服を買う時は、「歳を重ねても着られるデザイン」「丈夫な作り」に重きを置いています。

特に作りに関しては、縫製の丁寧さ(糸の始末や縫い代など)、破損した際に自分で直せるか等をチェック!

 

ブランドによっては、自社製品のリペアをしてくれるところもありますよ♪

 

 

🌱素材にこだわったジーンズ屋さん。リペアが無料なので安心して着続けられます♪

www.nudiejeans.com

 

 

 

番外編

 

たま~~にですが、寄付付きの服を購入します。

売り上げの一部が自然・動物保護をされている団体に寄付される、というブランドやキャンペーンがあります。

あっ、ココに協力したいな!と思った際に買ったり、家族や友人への贈り物にさせていただくことも♪

 

 

 

あと、これまた たま~にですが、服を手作りします。

手作りなら布も糸もこだわれるし、作りがわかっているので手直ししやすい!

着なくなった服のリメイクも楽しいです♪😊

 

 

 

楽~なスカートが欲しくて、着物の端材で手作り

 

 

 

おわりに

毎日着るものだからこそ、一人ひとりの意識がとても重要!

良い服を長く大切に着続けることは、大事なエシカル活動です。

 

優しいファッションに身を包んで、心地よい暮らしを送りませんか♪

 

 

参考:

注1)環境省サステナブルファッション」.

https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/

 

 

 

 

★最後まで読んでいただきありがとうございます★

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