こんにちは、タスマニアでワーホリ中のすずめです！
昨日、Tarkineという場所に行ってきました。
きっかけは、過去に訪れた野生生物写真コンテスト。
🌱コチラの記事で紹介しています！↓↓
「Up a gum tree」という作品で、Tarkineの森で行われた伐採反対活動について知った私たち。
以来、この森がどんなところなのか、訪れてみたかったのです。
Tarkineって？
Tarkineは、タスマニア北西部に位置する地区です。
ここの特徴は、広大な冷温帯雨林。
オーストラリアで一番面積が広いのだそう！
以前の西海岸旅で行った地域より、北部にあたります。
写真展では、木の上に登る伐採反対運動 “Tree Sitting” が紹介されましたが、ここTarkineでは、これまで何度もTree Sittingが行われています。
というのも、西海岸は、採掘や木材利用の目的で、森林が切り開かれ続けています。
広大な森を有するTarkineも例に漏れず、開発に脅かされ続けている、というワケです。
行ってきました！
一昨日の仕事終わりから出発した私たち。
夜間の走行はロードキルの可能性が上がるため、Tarkineまでの道すがらにある町で夜を明かしました。
翌朝、Tarkine地区に到着し、さぁ散策開始！
…とはいったものの、本当に広大なTarkine。
ルックアウトや散策路が設置されている所を調べて、いくつか訪れてみることに。
道路はTarkineの森林部の周囲を通っていて、森の中は車両が入れないようになっています！
道路の途中にいくつかポイントがあって、そこから森の一部を覗かせてもらう感じやな
Sumac Lookout
Tarkineの森を見渡せるルックアウト。
森の広大さは息をのむほど。
真ん中を流れているのは、Arthur River
Julius River
みずみずしい森は、シダがいっぱい！
“Julius River”
Arthur Riverの支流。
周りを流れる空気もしっとりしていました
Lake Chisholm
古い倒木の空洞は、動物たちの隠れ家になってそう？
（私ならココで暮らすなぁ…）
“Lake Chisholm”
カエルたちの可愛い鳴き声で溢れていました🐸
Milkshake Hills
山火事があった様子。
空がよく見えます
山火事の跡地には、新しいシダたちが生まれていました
Trowutta Arch
行く先々で、森の姿は違っていました。
おんなじ場所って無いんやね
“Trowutta Arch”
岩で出来たアーチの奥に、黄緑色の池が！
行ってみて
この広大で豊かな森が守られて、本当に良かったなぁと心から思います。
今回、たくさんの動物たちとの出会いもありました(後日、改めてご紹介しますね！)。
姿だけでなく、鳴き声や足音、痕跡、様々なものから、その息づかいを感じました。
目には見えない小さな小さな生きものたちの存在も、見えないけど、感じました。
この中にオタマジャクシが隠れています。
わかるかな…？
失うのは一瞬。
そして、一度失ったら、同じ環境を取り戻すことはできません。
この森を守り続ける人々の勇気と努力の素晴らしさが、実際に森を訪れたことで強く胸に響きました😌
おわりに
日本にも、開発から自然を守るため、声を上げている人々がたくさんいます。
そして、人々の力で守られた自然があります。
自然散策に出かける際には、ぜひその場所のコトを調べてみてください。
誰かの努力によって、守られた場所かもしれません。
また、今まさに助けを求めているかもしれません。
みんなで認め合って、手を取り合って、豊かな自然を未来に繋いでいけると嬉しいです😊
Tarkineについては、今後も何記事かに分けてご紹介できたらなと考えていますので、また読んでいただけますと嬉しいです♪
それでは！
🌱コチラの記事でも西海岸についてご紹介しています！↓↓
